(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
5月9日は近頃、秋田で話題になっている花スポットに行って来た。
私の花見は桜よりもカタクリなどスプリングエフェメラルの花見が多いので、
下ばかり見て歩いているが、今日は水平方向、乃至は少し上向きの花見だった。
と言っても桜は既に終わっており、今回は桃の花見。
2009/05/09 手這坂の源平桃
この桃は一本の木なのに、三色の花が咲いていた。
このような桃は源平桃と言うそうだ。
2009/05/09 手這坂の源平桃
この木は初め木瓜かなと思ったが、こんな濃い赤の桃もあると知り、驚いた。
こちらはふつうの桃色だが、枝垂れて咲く品種。
枝垂れ桃花のアップ。
「この週末は桃が見ごろになります」と数日前から、地場のマスメディアが宣伝したせいか
今回は凄い人出だった(入口の駐車場はパンク状態で路駐やむなし)。
なので、写したくても写せない場面が幾つか有った(撮影で人払い出来るほど偉くない)。
今日行った場所は秋田県の北部、八峰町にある手這坂(てはいざか)。
世界自然遺産のひとつ、白神山地の秋田県側山麓にある集落だ。
1807年、紀行家・菅江真澄がこの地を訪れ、桃源郷と称えたとされる。
ただし現在は無人で茅葺民家の荒廃も進んでいるため、
峰浜村(現・八峰町)でボランティアを募って、菅江真澄ゆかりの萱葺き民家群を修復し、
山村型のグリーンツーリズムなど村おこしに結び付けた保存と活用策を検討しているとのこと。
なおこの場所には4月16日にも行っている。
その日、桃の花はまだ咲いておらず、人は誰も居なかった。
2009/04/16 無人の茅葺民家
2009/05/09 手這坂民家と家人
ラストは近くにある白神山地の遠望 。
左の白いのが白神岳(1235m)、その右が向白神岳(1250m)。
以上。
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