モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

真夏の山で見た野草(2013年8月2日)

2023年08月13日 | 野草/夏・秋

この日(2013年8月2日)は山に登ったわけではありません。
本業用事で秋田の北部、鹿角市のユーザーを訪ねた後、
国道341号線を走って秋田市に帰りましたが、その際、道路の近辺で見かけた野草を列記してみます。

真夏の低山に咲く花は少ないですが、この日は割と効率よく花を見ることが出来ました。
大場谷地湿原は標高960m、焼山火山の西に広がる湿原で、花の多いところです。
晩春はミズバショウやエゾノリュウキンカ、
初夏にはニッコウキスゲやコバイケイソウなどがみごとなので
よく来ますが、
真夏に来たことはほとんどありませんでした。

今回はオニシモツケが盛りでした。







地味ですが、他にはヤマトキソウ、クロバナロウゲも見つけました。

ヤマトキソウ
 

                                            クロバナロウゲ


初夏に咲いた花の実

コバイケイソウの実
 

                                            サンカヨウの実


(2017年以降は人食い熊出没により、この湿原への立ち入りは事実上不可能になりました。)


乳頭温泉の入り口に小さな湿原があります。
何か咲いてるような気がしたので、立ち寄ってみました。
行く途中、道路端で咲いていたのは・・・

ヤマユリ




 


オカトラノオ




 


マルバキンレイカ

 


例の小湿原は、標高600m。
ここではオニシモツケの花は終わっておりましたが、
かわりにミズギクやギボウシが咲いておりました。




ミズギク

 



コバギボウシ

 


この二種だけかなと思い、帰ろうとしたら、カキランが群生しておりました。
こんなに濃い群生を見たのはこの時が初めてでした。

カキラン




 


秋田市に向かう帰り道で最後に見た花はオオウバユリでした。




 

以上。


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