(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
月山は今年8月アタマに山頂まで行った(こちら)が、
今日(9月21日)は山頂には行かず、中腹、主に八合目周辺と五合目付近を彷徨ってみた。
朝7時頃、羽黒口八合目から歩き出したら、弥陀ヶ原の木道は霜が降りてツルンツルンだった。
(朝、異様に早いのは秋田市を午前4時に発ったおかげ。理由は八合目の駐車場がすぐ満車になるから。)
エゾオヤマリンドウ
花はエゾオヤマリンドウが少し残っている程度、
当てにしていた湿原越しの鳥海山も雲の通り道になっており、よく見えなかったが、
弥陀ヶ原の草紅葉は好い塩梅だった。
キンコウカが濃い場所。
弥陀ヶ原越しに月山主稜線を望む。
北東側を眺めると、新庄盆地は雲海に覆われていた。
奥の山並みは葉山。
8月アタマに来た時(こちら参照)、うっかり見逃してしまったオゼコウホネ。
(´π`; 花は終わってた。来年こそ、必ず・・・。
近くの雪田地帯に足を踏み入れたら
イワイチョウの黄葉がおみごと。
ミヤマリンドウ
これはイワショウブか。
右上はシロバナトウウチソウ。この株はいち早く紅葉していた。
このあたりはまだ緑色だ。
奥へ進むと、なっ( ̄π ̄;なんとまだ雪が残っていた。
彼方の新庄盆地はまだ雲海に覆われたまま。
無数の銀色にはためく植物は
チングルマの実だった。
アナと雪田の女王、ヒナザクラがまだ咲いていた。
雪田の女王様を見るのはおそらくこれが今年最後になるだろう。
今回は早々に帰路につく。
順当なら立谷川の流れの向こうに鳥海山が見える筈だが・・・
今日は雲をかぶったまま、一度も見えなかった。
山麓の林縁に咲いていた地味なソデ植物たち。
クロバナヒキオコシ
カメバヒキオコシ
また来年、今度は初夏に来てみようと思う(⇒2015年7月5日)。
以上。
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