鳥海山の北麓にある中島台は先月10月13日に訪ねている(記録はこちら)が、
紅葉シーンを見たくなり、約半月後の10月26日にまた来てしまった。
するとほとんど紅葉してなかった。
少し早かったのかなとも思ったが、
31日に訪ねた友人に聞いたら、その日もさっぱり紅くなかったとのこと。
今年の北東北は稀に見る紅葉の不作年のようで、どこへ行っても紅葉は好くなかった。
中島台もその例に洩れなかったようだ。
と言っても、折角行ったのに闇に葬るのもどうかなと思い、今回報告させていただく。
奇形ブナの多いあがりこ大王付近はこんな感じだった。
前回と同じだが、「燭台」とその近隣のブナ。
あがりこ大王のすぐ近くに有る炭焼き窯の跡。
竈門炭治郎や禰豆子が居ないかなと見回したが、残念。見つけられなかった。
廻りに居たのは鬼やエンマ大王のような姿のブナの木ばかり。
あがりこ大王は前回は詳しく報告しなかった(他のお客さんが多くて撮影しにくかった)。
今回はお客さんが少なく、写真が豊富だ。
これは別の木の一部。
その近隣の他の木。
以下三枚は冒頭とほとんど同じ林だが、帰り道では少し色付いているように感じた。
これはたぶん太陽光の角度が変わったせいだと思う。
ここでマップ。
今回は前回10月13日、見なかった鳥海マリモのある
獅子ヶ鼻湿原末端の方にも行ってみた。
肝心の鳥海マリモは落ち葉に埋もれてよく見えなかったので、
説明板の写真でごめんなさい。
此方には「あがりこ女王」と名付けられたブナの木があった。
大王よりも小さいが、分枝の数は多かった。
獅子ヶ鼻湿原の末端はコンクリートの堰堤で堰き止められていたが、
その流れの中に生えている緑色の苔のようなものは何だろう。
これが鳥海マリモではないかと思ったが、あまり自信は無い。
「後編」へ続く。
写真は山岳風景か花ばかりで木はまだ初心者、手探り状態です。
が撮り出すと面白いですね。