(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
2015年は鳥海山には、5月30日に登っていた(記録はこちら)が、
今年は5月はおろか6月になっても下界から眺めるだけだった。
それでも梅雨時にこのお山を観たり、接する機会はめったにないことなので
あえて一頁を設けてみた。
まずは富士山型の県南鳥海。
視程はイマイチ。昨年同様、今年も雪は少なめだった。
2016/06/04 横手市十文字町から
次いでツートップ(七高山と新山)が屹立するにかほ鳥海。
2016/06/10 にかほ高原から
パンダとウサギさんの雪形がまだ見えていた。
この後しばらく鳥海山は見えなくなった。梅雨入りしたのだからしょうがないか。
月末になり、やっと見えた。
遠く秋田市から望む鳥海山は角度的にはにかほや本荘の街から見たものとほぼ同じだ。
2016/06/27 秋田市北部から
2016/06/27 秋田市南部(御所野)から
嗚呼。登りたい。肉薄したい。と我慢できなくなり、
月末の6月27日、山形県側の酒田市大台野を訪ねてみた。
残念ながら山頂部は雲に包まれていたが、
更に肉薄すると、雪渓の近くでニッコウキスゲが咲き出していた。
下界を見下ろすと、鶴間池と丁山地の山々が。
遠く虎毛山と神室山が並んで見えた。
同じく月末の29日、今度は秋田県側の矢島から肉薄してみた。
奥山牧場から
こちらでもニッコウキスゲに遭遇。
ニッコウキスゲ
レンゲツツジとニッコウキスゲ
ウラジロヨウラク
一瞬だけだが、雲が取れた。
祓川から七高山と新山を望む。
祓川付近は今、春がやって来たばかりの様相。
ミズバショウ
サンカヨウとエンレイソウ(左)
カラマツソウ
ちょっと下がると初夏の様相。
ギンリョウソウ
ズダヤクシュ
善神沼に立ち寄ったら、モリアオガエルの卵塊が果物のようにぶら下がっていた。
6月の最終日、また県南鳥海。
2016/06/30 横手市十文字町から。
この日はこの後すぐ雲に包まれ、雨になった。
「七月の鳥海山」に続く。
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