九月になり、晴天が続きそうな予感がしたので、栗駒山に行ってみた。
この山は紅葉時期にはよく訪ねていたが、それ以外の季節はさっぱりだった。
今回は紅葉の少し前の栗駒山の状況を報告して見る。
秋田県湯沢市から入山、まずは早朝の須川湖。
湖岸に聳えるのは栗駒山の西の支峰、秣岳(1424m)だ。
今回は今年の春(こちら)同様、須川温泉から山頂まで産沼コースを往復しようと思う。
須川温泉から登山開始。10分弱歩いたところの岩場から温泉を振り返る。
今日は鳥海山が見えた。
おいらん風呂とも呼ばれる蒸し風呂。下山時は女性が入湯?されていた。
(右上)名残ヶ原が近づくと、散策道の脇から湯気が立ち昇っていて暖かかった。
名残ヶ原と栗駒山を望む(下山時撮影)。
賽ノ河原から剣岳を望む。
栗駒山には花がさっぱり咲いてなかった。
かわりに道端にはこのような赤いサンゴ状の物体がいっぱい落ちていた。
これは何だろう。
ノギラン
(右上)シロバナトウウチソウ
苔花台の分岐で産沼コースに移り、低木林の中を歩いていたら、栗駒山が見えて来た。
手前に生えている黒い実の樹木はクマノミズキのようだ。
先ほど見かけた赤いサンゴ状の物体はこの木の実が実の柄ごと落下したものだとわかった。
三途ノ川を渡渉したら、また足を滑らせてしまった。
写真は省略するが、この川ではいつも災難続きだ。
川を越えると展望が開け、栗駒の山々が見えて来る。代表して剣岳。
ミヤマアキノキリンソウ
(右上)ツルリンドウの実
その後しばらく上り坂が続き、緩やかになったと思ったら、産沼。
ここから登山路の向きが南に変わる。
坂道を登って行くと、西(秋田)側の景色が開けて来る。
鳥海山がまた見えた。
目の前には栗駒山本体が。
あと少しと言いたいところだが、最後の登りがしんどい。
ナンブタカネアザミの残り花
(右上)イワオトギリ
エゾオヤマリンドウ
山頂のすぐ手前で来し方(岩手側)を振り返る。
この眺め、以前(2019年9月28日)来た時はこうだった。
紅葉はもうすぐだ。
「2024年9月4日、快晴の栗駒山2」へ続く。
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