(本頁は「2024年9月4日、快晴の栗駒山1」の続きである。)
たっぷり三時間かかって山頂到着。
今年の春(こちら)に較べるとまた少し遅くなった。体力の衰えは否めない。
山頂標(岩手側から見た)
(右上)宮城側から見た山頂標
栗駒山の山頂標は立派だと思うが、何故か南(宮城)側が正面を向いて立っている。
南(宮城)側を見下ろす。
反対の北(岩手)側を振り返ったら、焼石岳の山なみの奥に尖がった山が見えた。
これは岩手山だった。
かつて東北地方の地図帳を開いて栗駒山山頂と岩手山山頂の間に定規を置いたら
間に焼石岳の山頂部が掛かってしまった。
このことから栗駒山から岩手山は焼石岳に隠れて見えないものだと私は推定していたが、
或る方から稀に見えることがあるとも聞いた。
今日はその稀な日だったのか。
北西側を眺めたら、須川温泉や秋田側の景色が見えた。
須川湖と手前の剣岳をクローズアップで。
山頂は西側の景色が見えにくい。
それを眺めるには、西側に稜線を少し移動しなければならない。
途中、出会った高山植物。
コケモモ(実)
ウメバチソウ
(右上)終わり間近のハクサンシャジン
今日の栗駒山は山頂部にも花が少なかった。
少し西側に移動して、栗駒山山頂を振り返る。
遠く南に見える山なみは・・・
左から泉ヶ岳、船形山など。右奥は蔵王連峰だろうか。
西南西方向には虎毛山や遠く月山が見えた。
同じ方向、紅葉期(2019年9月28日)の眺めはこうだった。
月山をクローズアップで。
虎毛山をクローズアップで。右奥に神室連峰の小又山、天狗森など。
西の眺め
手前に展望岩頭。バックに神室山、前神室山。
手前に秣岳。バックに泥湯三山(高松岳、山伏岳、小安岳)、鳥海山など。
昼飯も済ませたので、同じ道を下山する。
北東方向、高檜能山の彼方に早池峰山が見えた。
今日はこんなに天気が好いのに
何故か北の方角、焼石岳にはずっと雲が有ったが、産沼まで下山したら完全に雲が取れた。
焼石岳山頂部をアップで。
名残ヶ原から栗駒山を振り返る。
下山後、シラタマノキ湿原にも立ち寄ってみた。
シラタマノキ(実)
ツルコケモモ(実)
以上。
「秋田県南の山々を眺める」へ続く。
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