モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2024年10月17日、世界遺産?で紅葉狩り・後編

2024年10月28日 | 栗駒山

(本頁は「世界遺産?で紅葉狩り・前編」の続きである。)

モンサンミッシェル峰は何故そう呼ばれるようになったか。
南側の草原から眺めた姿が、フランスの著名な世界遺産に似ているらしい。
そのため今回は南側に広がる草原(しろがね草原)を越えて
低木林まで進み、折り返してまた眺めるという変な登山になった。







今回は朝なので木道を歩く登山者はとても少なかった。
おかげで人を入れない世界遺産?風景を満喫できた。




折り返し、二回目の山頂からは秣岳方面を眺めた。








秣岳の尻尾の方、泥湯三山との間に微かだが鳥海山が見えた。




帰り道では秣岳を登り返さなければならない。

草原と秣岳との間に疎らな針葉樹林がある。







この針葉樹はアオモリトドマツだ。

アオモリトドマツと言えば、蔵王や八幡平、八甲田山などには多いが、
東北中部や日本海側の高山では何故か欠如している。
それなのに栗駒山のこの場所にだけ出現している。
したがってこのアオモリトドマツは非常に貴重な存在とも言える。

 


(右上)ミヤマナラの紅葉


秣岳のすぐ南の草原から栗駒山本体と展望岩頭を望む。




秣岳山頂直前の坂道から右下に須川湖が見えるようになる。




秣岳山頂を通過し、下って行く。

秋田側の眺めると、朝、登って来た岩盤のトラバース道が見える。




ツルリンドウの実
 


(右上)鞍部の樹林

岩盤のトラバース道から秣岳山頂や栗駒山を振り返る。




ナナカマドの群生



再びブナ林に突入。

 



手前の薄い黄葉はコシアブラ。
 


(右上)ツルアリドオシの実


めんこいナメコに遭遇。




オオカメノキの紅葉



登山口付近の紅葉も奇麗だった。







以上。

須川高原で紅葉狩り」へ続く。


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