(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
今年(2015年)二月の晴れ日には鳥海山や秋田県南の山々を見た(こちら)が、
三月は岩手側、県境付近の山々を見に行った。
撮影は3月16日。最初は雫石町から岩手山。右の鞍掛山にかけてのカーブが面白い。
岩手山と鞍掛山
岩手山は傾斜がすこぶる急で雪が付き難いし、位置的にも雪が少な目の山なので、
このように白い姿で見られるのもあと少し。
山々がよく見えるポイントを探し廻っていたら、偶然にも土樋さんのお屋敷が目に入った。
2009/06/19 土樋ガーデンの一景
でも
今日はお声掛けしてないのでそのまま通り過ぎた(土樋ガーデンの詳細はこちら)。
ここで非合法の参考マップ。
岩手山から左側(秋田側)に目を転ずると、伸びやかな白い稜線が目を引く。
左から秋田駒ヶ岳、湯森山(1472m)、熊見平、笊森山(1541m)、丸森山、三角山の連なり。
平坦部分のアップ。三角山のかげには山上のパラダイス、千沼ヶ原(こちら)がある。
山上にこんなに平坦な地形があることは驚きだ。
国内では珍しい。他には大雪山とトムラウシ山の間の稜線と信越国境の苗場山くらいか。
雫石町から見た秋田駒ケ岳。
秋田駒は秋田側から望むと一転して男性的な風貌に変わる。
仙北市中生保内付近から見た秋田駒ケ岳。
左が主峰の男岳、右の丸いのは女岳。
最高峰の女目岳(お妾さん)はここからは男岳の陰に隠れて見えない。
田沢地区まで北上すると女目岳(お妾さん)の顔が見えるようになる。
左から女目岳(1637m)、男岳、女岳。
正妻(女岳)は女目岳(お妾さん)をけっして許していない。
常に湯気を上げ、約五十年前に噴火した(溶岩を流した)のはその顕れなり。
田沢湖の西側湖畔は秋田駒や他の山の眺めが素晴らしい。
左から荷葉岳(1254m)、乳頭山(1473m)、秋田駒ケ岳(1637m)。
秋田駒ケ岳(1637m)と左奥に乳頭山(1473m)。
秋田駒をアップ。
折角なので早春の田沢湖の他の風景を。
この湖の風景は総じて単調だが、何箇所か素晴らしい風景のスポットがある。
ヤドリギのある風景
田沢湖は日本一深い湖なんだと再認識。
御座石神社から、南東方向を望む。
御座石神社鳥居と羽後朝日岳 (1375m) 。
羽後朝日岳は下界からは見えにくい山だが、旧・田沢湖町と田沢湖畔からは割とよく見える。
最後に旧・西木町から見た羽後朝日岳。
以上。
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