(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものです。)
今年(2014年)の秋田は竿灯あたりからまともに晴れた日がありませんでした。
そのため、盆休みも含め、山にはマッタク行けておりません。
山のかわりに行ったのは青森の深浦海岸。
そこで見かけた偽高山植物風景を報告します。
行合崎(ゆきあいざき)
何故、偽高山かというと、
この場所、行合崎(ゆきあいざき)の突端付近は風が極めて強く、土壌の栄養も乏しいからです。
こういう場所では、植物も高山で咲くもののように小型化して、生き延びているのです。
まず目に入ったのは撫子。
エゾカワラナデシコ
次いでカセンソウ。
アキノキリンソウ?
ここのアキノキリンソウ?は矮性化して高山のミヤマアキノキリンソウに似てます。
ツリガネニンジンも矮性化して高山のハクサンシャジンに似てます。
一緒に咲くのはオオバナノコギリソウでしょうか。
イブキボウフウ
ノコギリソウ
センニンソウ
ツルフジバカマ
続いて旧岩崎村の森山海岸です。
森山海岸
ここは白神岳の眺めが良い場所ですが、今回は雲が取れませんでした。
象島という面白い形の島です。
縦構図でも撮ってみました。
天と海、どちらが多い方がいいですか。
森山海岸の方は今回、花が少なく、咲いていたのはこれだけでした。
たぶんキオンだと思いますが、海岸で見るのは初めてでした。
深浦町の国道端にキツネノカミソリが咲いていました。
このキツネノカミソリ、どうやら分布の北限のようです。
この花、カテゴリー的には海辺の花では無いので、更なる詳細については、頁を変えます。 ⇒ こちら。
以上。
(本頁は2014年9月20日、旧ホームページ「モウズイカのガーデニング狂時代」にアップしました。)
古い話で恐縮です。今年は酷暑も有りますが、ガソリンが高くて遠出しにくく、
過去の遠出?話復刻でお茶を濁しております。
ミルクさん、七月の水害余波でまだまだ大変だと思いますが、
ご自愛くださいませ。今年は好い秋が来ますように。
行合崎に、季節を変えていくと、別の花が
たくさん咲くんですね。
北海道も、平地にたくさんの高山植物が咲いてましたが
気候的に、高山と似ているのでしょうね。
知人が、毎年 行合崎のニッコウキスゲを見に行ってました。
80歳くらいまでは一人で🚗💨
行動範囲が広くて、いつも感心してました。