(本頁は「2023年5月3日は岩手山三昧・前編」の続きです。)
帰り道、例の桜の見える駐車場に隙間が出来ていたので、駐車。
桜を前後に置いて撮ってみた。
皆さんはどちらの構図が好みだろうか。
上坊(わんぼう)の一本桜と岩手山。桜を左に置いた構図。
上坊(わんぼう)の一本桜と岩手山。桜を右に置いた構図。
参考マップ
上坊(わんぼう)牧野(上マップではB)の後は、国道282号線を今度は南下、
一本木付近から東進、澁民村を通り、東に聳える姫神山に向かうことにした。
途中で眺めた岩手山と姫神山を。
西根インター付近(C)から見た岩手山。
ここから見た岩手山は焼走り溶岩流から見たものと同様、のっぺりとしている。
軽井沢付近から見た浅間山を少しきつくした感じだろうか。
澁民村に向かう途中(D)から振り返った岩手山。
渋民村付近(D)からの岩手山は片富士ではなく両富士になる。
石川啄木の歌碑。
ここから肝心の岩手山は樹木のかげになり、見えにくいが、姫神山の方はよく見える。
澁民村近く(D)から見た姫神山
一本杉登山口(F)から見た姫神山
姫神山の登山中は森林なので展望はほとんど効かない
が、山頂(E)からは岩手山はじめ山々がよく見える。
姫神山山頂
山麓の澁民村や好摩から見た姿から察しがつくように、ここから見た岩手山は片富士ではなく両富士だ。
山頂からのイーハトーブ大観
左側(南側)奥には、秋田駒ヶ岳から乳頭山にかけて連なる山塊が、
右側(北側)奥には、平らな八幡平が控えている。
まるで横綱の土俵入りのような構図だ。
秋田駒ヶ岳から乳頭山にかけて連なる山塊
岩手山
八幡平
早池峰山
下山後、一本杉園地(F)から、岩手山を望む。
姫神山の下山途中、昼飯を食べた後は、この日ふたつ目の登山ということで、鞍掛山に向かった。
この山の標高は897m、下界から見ると、岩手山の南側に突き出した鞍掛のような、
あるいは寄生火山のように見えるが、その歴史は現在の岩手山よりも遥かに古く、
三ツ石山などと同列の古期網張火山群の最東端に位置する火山だと聞く。
となればこれは寄生火山とは言えない。
早朝、柳沢付近(A)から見た岩手山と鞍掛山
春子谷地湿原付近(G)から見た岩手山。左手前の台形の丘のような山が鞍掛山。
鞍掛山山頂(H)から見た岩手山
鞍掛山山頂(H)から見た和賀山塊
鞍掛山山頂(H)から見た姫神山
鞍掛山下山後、小岩井農場を掠め、
小岩井の一本桜も眺めて行く。こちらは花が終わり、葉桜となっていた。
小岩井農場(I)の一本桜と岩手山。
「姫神山で見た花たち」に続く。
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