(本頁は「岩手山・東南西北/次は南から」の続きです。)
岩手県の西側には奥羽山脈が南北に走っており、
岩手山はその山脈から少しだけ東に突き出たように聳えています。
そのため、岩手山は東や南、北の平地からよく眺めることが出来ますが、
西側は奥羽山脈なので平地はありません。
したがって西から岩手山を眺めるためには、必ずと言っていいほど山の上に登らなければなりません。
その形は意外にもスッキリしたものでした。
2021/06/07 三ッ石山から。
参考マップ
北西方向、八幡平から見た姿は後で「岩手山・東南西北/北から」で詳しく報告するつもりですが、
八幡平は南北に長く、その南端に位置する源太ヶ岳はほぼ西に位置します。
2018/07/31 源太ヶ岳山頂から。
岩手山の西側の姿が最もよく見えるのは、三ッ石山(1466m)です。
いつ見てもいいのですが、紅葉時の眺めは特にみごとです。
2019/09/26
2019/09/26
2021/07/18
真西から見ると大きなカルデラ(西岩手カルデラ)が開いています。
カルデラ壁は北(左)側が屏風尾根、南(右)側が鬼ヶ城、
その奥深くに東岩手山(仮称)が聳え、
カルデラの手前を塞ぐように姥倉山(1517m)や黒倉山が聳えています。
参考マップ2
西に遠く離れて、秋田の森吉山山頂から。
左に岩手山(その手前に八幡平)。右奥に霞むのは早池峰山です。
2017/10/08
奥羽山脈に戻って、大白森(1217m)から。
2016/10/16
大白森から三ッ石山と岩手山の重なりを望む。
2016/10/16
乳頭山から。
2019/09/17
乳頭山から。
2016/10/02
2016/10/02
千沼ヶ原から。
2016/10/02
続いて秋田駒ヶ岳(男岳に登る途中)から。
2022/09/14
秋田駒ヶ岳(男岳に登る途中)から。右下に阿弥陀池。
2017/09/05
秋田県の平地からは奥羽山脈で遮られるため、通常、岩手山は見えないのですが、
大仙市大曲付近の限られたエリアから山頂部が見えます。
左の白いお山は秋田駒ヶ岳、右奥の白いお山が岩手山です。
2018/03/07
大仙市大曲の西にある大平山(姫神山)(387m)
に登る途中から、秋田駒ヶ岳と岩手山が並んで見えます。
2018/12/02
山形秋田県境にある鳥海山からも岩手山は見えますが、残念ながら写真はありません。
隣の八塩山(713m)から撮った写真はありました。
基本的にはひとつ上の大曲・大平山から見た姿と似ております。
2022/04/24
ラストは秋田市の太平山・奥岳山頂(1170m)から見ました。
2019/11/13
以上。
「岩手山・東南西北/締めは北」へ続く。
ありがとうございます。雪消えがまちどしいですね。
こまちから見える岩手山も、御所湖から見えるのも好きです。
50代にたった1度だけ登っただけでしたが
小岩井農場経由でした。
小岩井農場経由での登山ならば、御神坂ルートか網張ルートでしょうか。
前者はタイヘン険しく、後者は距離が長く、どちらも登れておりません。
私は会社リタイアしてほどない頃、焼走りから一度登りましたが、 (´π`;)もう十分です。
脚力の衰えもあり、登るのはもう無理でしょう。
この山は登るのではなく、眺めるのに徹します。