(本頁は「2024年5月2日の姫神山・後編」の続きである。)
姫神山を下山した後は秋田市に戻るばかりだが、
今回は岩手山を眺めるだけでなく山体にちょっとだけ触れて行こうと思った。
澁民村から眺めた岩手山は、生出地区や姫神山から見たものと同様、端正な南部両富士だ。
参考マップ
しかし登山口のある柳沢付近まで来ると、左側の古い山体が少し存在感を発揮するようになる。
言い方を変えると、盛岡市辺りから見る南部片富士風になって来る。
柳沢から県道278号線(鵜飼安達巣子線)を走り、春子谷地湿原まで来ると
岩手山は古い山体に覆われてしまう。
この後、南側、小岩井農場や雫石町から望む岩手山は古い山体が主体になる。
もっさりとした南部片富士になるが、この姿が好きな人も多いと思う。
手前に迫り出した丘のようなものは鞍掛山だ。
体力に余裕が有る時は鞍掛山の山頂まで行くようにしているが、
今日は余裕が無いので途中まで林を散策してみる。
鞍掛山の林の中で出会った花たち。
まずは姫神山同様、エンレイソウの仲間。
ミヤマエンレイソウ
エンレイソウ
ここにはクルマバツクバネソウは無かった。
次いでスミレやリンドウの仲間。
たぶんタチツボスミレ。
オオタチツボスミレ
オオタチツボスミレとニョイスミレ
(右上)フデリンドウ
エイザンスミレ
エイザンスミレは秋田には無い種類だ。
これも秋田では珍しい。ヤブレガサの芽出し。
(右上)シラネアオイ
最後に小岩井の一本桜。
桜の花は完全に終わっていたが、観光客はいっぱい居た。
「秋田駒と田沢湖」へ続く。
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