(本頁は「いにしえの早春庭花(2009年3月21日~4月5日)」の続きです。)
このところ晴れて暖かい天気が続いている。
うちの庭も愈々スイセン期に突入した。
つい十日前まで降雪があったなんて信じられない。
ティタテタはチオノドクサやヒヤシンス(品種名`ブルーフェスティバル')との相性もよろし。
ティタテタとヒヤシンス `ブルーフェスティバル'
ミニ水仙`ティタテタ'に次いで早咲きなのは、同じくキクラミネウス系の`ジェットファイヤー'(右上)
花弁の反り返りが印象的だ。
'ジェットファイヤー'
`フェブラリーゴールド'も凛としてきた。
大型スイセンなのにやたら早咲きなのはアイスフォーリス。
アイスフォーリスは今年は一輪だけ咲いた。植えて10年近くはよく咲いたが、
その後、植え場所が樹木の根っこに占領されたせいか気息奄々の有様。
今年の秋は木の根っこを切断し、球根を補充しようか(なんて思った年の秋は球根が手に入らなかったりする)。
右上、白八重のオブダムは晩生。まだパンストを被っているように見える。
スイセン以外の花も紹介してみる。
鉢に植えたムスカリ・アズレウムとスイセン `トッポリーノ'
右上写真。手前よりムスカリ・アズレウム、カタクリ、プシュキニア・リバノティカなど。
ムスカリ・アズレウム
ムスカリ・アズレウム Muscari azureum はトルコやコーカサス原産。
一見、ムスカリのようだが、
花が鐘状で開いていることから、ヒヤシンス属として扱われることもある(⇒ Hyacinthus azureus )。
最近はヒヤシンスでもムスカリでもないものと位置づけられているようだ
(⇒ Pseudomuscari azureum , Hyacinthella azurea )。
うちの庭では初めはよく咲くが、二年目以降はしょぼくなる一方で、数年で消えてしまう。
今回、鉢にも植えたのは、来年以降も咲かせたいとの一心から。
プシュキニア・リバノティカ
右上、チオノドクサ・ルシリエの花はそろそろ終盤。
チオノドクサが多く植わっているエリア。
コリダリス・ソリダ `ベスエヴァンス'、最後の艶姿。
両脇、左はスイセン `トッポリーノ'、右はムスカリ・アズレウム。
4月11日、水仙コーナーのラストシーン。
一週間後(4月18日)の水仙コーナー。
新しく咲いた品種も幾つか有った。
品種名は不明。ラッパは小さいが、ほのかにピンクを帯びている。
右上はミノウという品種。
更にまた数日後。うちの庭に咲く水仙としては最も晩生のアイスウィングが咲き出した。
2009/04/19 雫水仙アイスウィング
右上写真、手前の赤いのはフリチラリア・メレアグリス。2009/04/24
2009/04/24 雫水仙アイスウィング
以上。
水仙だけでも、何種類も。お手入れも大変!
うちも似たような水仙あるのですが、
花が咲かなくなりました(^^;
これ10年以上前の園芸ガーデニングやってた当時の庭です。
このところは山歩きが忙しく、さっぱりメンテナンスしてないので半分以下になりました。
珍しい小球根類は(T_T)絶滅しました。