(本頁は「初秋の女神山には何が咲く。前編」の続きです。)
渓谷沿いの花探しは二時間ほどで終わった。
折角来たので、女神山にも登ってみることにした。
登り口は白糸の滝の上から。
女神山の登り口 しばらく急な登りが続く。
ブナ林のきつい登りがひと段落すると、稜線に出る(天気が好ければ栗駒山などが見えるが、今日は見えなかった)。
目印は冒頭写真と同じ腰曲がりブナの木。
腰曲がりブナの木
何故かいつもこの場所で小休憩。
腰曲がりブナの洞の中を覗くと、小さな赤いキノコが生えていた。
ニオイコベニタケだろうか。 緩斜面のブナ林
そこから先は傾斜が緩くなり、綺麗なブナ林が続く。
緩斜面のブナ林
ブナ林の中に花はほとんど無かったが、ブナ林自体とても綺麗だし、キノコも多く、退屈はしなかった。
なお登山道沿いにクマさんの比較的新鮮な糞が・・・。
ここはクマさんの居る山なのだった。こういう時の単独登山は不安なものだ(この日の登山者は私以外は二名だけ)。
イチヤクソウの仲間(実) シャクジョウソウ(実)だろうか
ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ)
アケボノシュスラン 女神山山頂(岩手側)
山頂はガスに包まれ、展望はほとんど無し(晴れていれば、鳥海山や真昼岳も望めるのだが・・・)。
女神山山頂(秋田側)から秋田女神を望む。
山頂部に花はほとんど無し。キオン、ツリガネニンジンの咲き残りくらいだった。
キオン 県境稜線のブナ林
ブナ見平のブナ林
県境稜線、ブナ見平、ともにブナ林が素晴らしい。
ブナ見平のブナ株元。
今回、キノコ類は豊富だった。
名前がさっぱり分からなかったので、face bookの友人達に教えてもらった。
ベニナギナタタケか。 ホウキタケの一種
ハナホウキタケ(有毒)
ムキタケ、ヒラタケ、ツキヨタケ(毒)・・・と迷う処。
テングタケの仲間か。有毒。 アカヤマドリ?
右上のキノコはとにかくでかくて、手前の方は傘の径が30センチくらいあった。
複数の友人によると、アカヤマドリ(食用)のようだ。
カステラパンみたい。イグチの仲間か。
友人によると、シロカラハツタケか。
傘の径は20センチ近くあった。友人によると、ドクベニタケか。
わからんものは採らぬこと。食わぬこと。
以上。
ギンリョウソウモドキはギンリョウソウとは別種ですよ。秋に出るのでアキノギンリョウソウとも言います。
キノコは全く素人でさっぱりわかりません。
全て友人たちに教えられた通りに名前をいれました。
さまざまなキノコが生えているのですね!! どれも初めて見るキノコですが、ベニナギナタタケには驚きました~~