(本頁は「2009年は西和賀に三回も行った。その(1)」の続きである。)
4月29日というのに、安ヶ沢地区の花はまだ少し早かった。
もうひとつの花スポット、大荒沢地区(最近は「銀河の森」と呼ばれる)はどうだろうか。
向かう途中、和賀岳山塊の眺めが素晴らしかった。
左が和賀岳(1439m)、右は高下岳(こうげだけ)(1322m)。高下橋付近より。
和賀岳(1439m)
高下岳(こうげだけ)(1322m)
付近の田んぼの土手はまだフキノトウ期。ここのフキの葉はやけに黒っぽかった。
大荒沢地区は安ヶ沢地区よりも北に位置し、標高も高い。
入口はご覧の通り、枯れススキばかりだから、カタクリはまだ咲いてないだろう
大荒沢のカタクリ群生地入口から高下岳(こうげだけ)を望む。
と思ったら、(`◇´)大間違ーい!
もはや花の宴 ┌(・。・)┘♪└(・。・)┐♪┌(・。・)┘ ♪真っ最中だった。
こちらは安ヶ沢地区よりも北に位置し、標高も高いのに
積雪量は少なく、日当たりも良いので雪解けが早い。よってこの通り・・・
キクザキイチゲをクローズアップ。
左上の個体は花がでかく、ブルーも濃かった。
五百円玉はご褒美のつもり、ではなく比較の為に置いた。
一本だけだが、カタクリのように紅色を帯びたキクザキイチゲも有った。
紅味の強いキクザキイチゲ この蕾はスミレサイシン
他の踊り子達も紹介しよう。
エゾエンゴサクは咲き始めたばかり。
お花畑の魔女エンレイソウ。
ここ大荒沢地区では、安ヶ沢のようにマゼンタの花色地平線は見られないが、それを補って余りあるものがある。
とにかくいろんな花達が程よく混じって咲くのだ。
西和賀は奥地(北)に行くほど、開けてくる。
最奥(北)の平地は標高約400m、貝沢野と言う地名があるが、最近はリゾート地『沢内銀河高原』として売り出し中。
貝沢野から眺めた高下岳(1322m)や大荒沢岳(1313m)の連なり。
高下岳(1322m)
水田の向こうにはリンドウ畑が広がる。
新しく出来た山伏峠のトンネルを抜けたら、そこは雫石町。
やがて目の前に現れた白く高いお山は
岩手山(2040m)
岩手のシンボル、岩手山だった。
その(3)へ続く。
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