ミセスファーマーの『農家の嫁日記』

東京から北海道の農家に嫁いで13年目になりました。
今年のテーマは「頑張らない」。ぼちぼちとマイペースにやりますヨ☆

洞爺湖の休日 パート2

2010-05-19 | 日記
パート1に続いて、今回はフェニックス洞爺クラブのご馳走の数々をご紹介します

ディナーはフランス料理のフルコース ミセスファーマーは披露宴前の下見で一度ダンナ様と

食事に行って以来、初めてこちらのディナーをいただきましたが、すべての食材が新鮮でシェフの

こだわりの詰まったメニューと味、それと量に大・大満足しました。どれもとっても手が込んでいて

お料理が運ばれてくる度にため息が出てしまうほどでした

まずは、前菜の皿 『ジャンボンぺルシェ バイヨンヌ産の生ハム 様々な野菜と一緒に』。

お皿にはメニューの通りいろんな野菜がのっていて、生ハムのほかにもハムと野菜のゼリー寄せが

添えられているので、一皿目からかなりのボリュームです



続く二皿目は、温菜の皿 『魚介類と鴨の砂肝をブールブルギニョンであえて シンシアで作った

ニョッキを添えて』です。ちょっとレア加減のホタテやヤリイカはプリプリと、砂肝のコリコリとした食感

が楽しめる一品ですが、これらを和えているバジル風味の濃厚なソースが絶品 ミセスファーマーは

今回のコースの中でこのお料理が一番好きでした。あまりにも美味しくて、残ったソースはパンに絡めて

綺麗に完食 ちなみに「シンシア」とはジャガイモの品種名だったのですね。勉強になりました



三皿目は、魚の皿 『カスベのムニエル パンチェッタのソース 洞爺の葉野菜を添えて』。またまた

お野菜タップリの皿です! カスベはよく鮮魚コーナーで見かけますが、正直どうやって食べたらよい

のかわからず未知の味でした。でもこんなオシャレな料理にも変身するのです!白身のプルプルとした

食味で、軟骨のような細かい骨から身をこそげて食べました。でもこの頃になると、そろそろミセス

ファーマーのお腹は限界に・・・



メインディッシュは、肉の皿 『当別産黒豚肩ロース ビーツのソース 洞爺で採れたアスパラを添えて』。

大きなグリーンとホワイトのアスパラが添えられていて、中央の筍ともども素材そのものの甘さが引き

立つソテーになっていました。厚切りのお肉もボリューム満点で、目は「食べたい!」と訴えるのですが、

お腹が既にマックスの状態 何しろ昼間の法事でもかなりの量のお料理が出たもので・・・そういう

わけでミセスファーマーはお肉は少しだけ食べ、残りは大変恐縮でしたが太郎のお土産に持ち帰らせて

いただきました (次回は、お昼ご飯を抜いてお腹をめいっぱい空かせてから行きますネ



と、もうお腹の限界を迎えたミセスファーマーでしたが、デザートは別腹・・・だったのです

こちらはデザートの一皿目 『イチゴのヌガーグラッセ』。説明によればアイスクリームの原型のような

ものだそうですが、そこまで冷たくはありません。イチゴやキウイやナッツ類が沢山詰まっていて、見た

目にはすごく甘そうなのに、下に敷かれた甘酸っぱいイチゴのソースのおかげで意外にもサッパリと

頂けます。(あんなに満腹だったのにペロッと食べてしまったくらいですから



そして最後はデザートの二皿目(デザートでも二皿あるのです)、『牛乳のソルベと小さな様々な

お菓子たち』です。このまな板のようなお皿にぎっしり乗せられたデザートは、ぜんぶ私達のもの・・・

なのです よく食後に給仕の人がデザートのサンプルを持ってきて、どれがいいか選ばせてくれる

事がありますが、ここでは全部食べてくださいと並べられているのでこの気前の良さにビックリです

さすがに一皿目のデザートを食べたら本当のお腹の限界になったので、ここでは牛乳のソルベだけ

食べて、残りのお菓子は部屋へ持って帰らせていただきました。



とにかく美味しいものをお腹いっぱい食べていってください、というシェフの心意気を感じさせる

お料理の数々に、心から感激したお食事でした 今度はダンナ様と、結婚記念日のときに

来たいな~と思います (朝食編は、またパート3にて・・・


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