口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

音圧感

2008-10-21 11:48:02 | 取材

3時就寝、9時起床。

12時30分に鮫洲へ。
秋晴れの穏やかな京浜運河のほとりをテクテク。

おそらく近くで働いている人達でしょうか。
ぽかぽか陽気の中、土手の上や公園でお弁当を食べている人がチラホラ。


   こんな日に、仕事しちゃいけませんなぁ( ̄w ̄)ぷ


そう思いつつ、ROJAM STUDIOへ。エンジニアの小沢周平さんに、
ミックスで音圧感を上げるノウハウを伺いました。

素人考えでは『音圧』というと『コンプで潰す』ってなっちゃうんですが、
小沢さんが強調していたのは『音圧感』。大事なのは『感』。

コンプうんぬんではなく、いかに音圧があるように聴かせるか、
という構成術に、ポイントがあるようです。

この点は、先日取材させていただいた
マスタリング・エンジニアの小泉由香さんのお話と共通しています。

ということで、この記事も小泉さんのインタビューと同様に
11/9発売のサウンドデザイナー誌に掲載予定です。

撮影等込みでおおよそ4時間に渡る取材にご協力いただき、
ありがとうございました!


名演

2008-10-20 09:17:25 | 吹奏楽/クラシック

3時過ぎに就寝、9時過ぎに起床。

ということで、昨日行われた
第56回全日本吹奏楽コンクールの感想でも。

なお、コンクールの結果は、こちらのサイトをご覧ください。
★Musica Bella~全日本吹奏楽コンクールデータベース
http://www.musicabella.jp/concours/viewresultz/2008/%E9%AB%98%E6%A0%A1


   *****


昨日は普門館に到着したのが9時30分頃。
ホールのロビーに入ったら、ちょうど習志野高校の演奏中でした。

ということで、次の岡山学芸館高校から嘉穂高校まで、
それと前半の部最後の天理高校の10団体を聴きました。


座った席が、1階正面の奥ということで、
もともと音が飛んで来ない場所ではあったんですが、
全体的には、やはり『バランス重視』の方向性、かな。

例えるなら、加点法で点数がプラスされるような演奏・表現よりも、
減点法でマイナスされないようなまとめ方、といった印象。

そのため、『ライブならではの感動を与える演奏』と言うよりも、
『レコーディング用の完成度の高い演奏』と言った感じでした。

きっと今日の生演奏よりも、後日CDで聴いた方が感動しそう。
そんなことを考えるのは、僕だけでしょうか?( ̄w ̄)ぷ


個人的には、『もっとハッチャケればいいのに』な~んて思いますが、
ま、今日は演奏会ではなくコンクールですからね。こんなもんか。

その中で唯一、『やりたいようになってるなぁ~』と感じたのは淀工。
上手/下手の差よりも、もう別ジャンルの感が強いですね。


そんな淀工は、お馴染みの『大阪俗謡による幻想曲』。
淀工の大阪俗謡をコンクールで聴くのは、3~4回目くらいかな?

個人的には、実際に普門館で体験した
89年の演奏のインパクトがあまりにも強すぎて、今回の演奏は、
期待していたほどには、グッとくるものがありませんでした。

んが、帰宅後に89年のCDを引っ張り出し
鳥肌が立ちまくったその演奏を久しぶりに聴いたところ、


   あれ? 昨日の方が明らかに上手い!( ̄◇ ̄;)え?


この事実には、強い衝撃を受けました。
あ~、そうか。そういうことなのか。


   *****


嘉穂に関しては、朝の練習よりは
本番の演奏の方が断然良かったので、OB的にもひと安心。

これまでの演奏を知らないので正当な評価はできませんが、
この日にできる事は、ちゃんとできたんじゃないかな。

しかも、この難曲(アルプス交響曲)で代表に選ばれたんですから、
そこの技量は、ちゃんと評価してあげたいところですね。

ただ、超えられなかった壁は高かったようで。

僕らの時代から、嘉穂は表現力の評価は高かったけど、
技術力の評価がネックだったからなぁ。
今後の技術力の底上げに期待しましょう。


それはともかく、僕自身は
全国大会の最後の演奏にはあまりいい思い出がなかったので、
演奏後にみんなの笑顔を見て、ホッとしました。これが一番大事。

今週末には最後の演奏会が予定されているようなので、
この日以上の感動を観客に与えて欲しいところです。


   *****


会場では、20年近くご無沙汰していた先輩に偶然お会いしたり、
いろんな方から電話やメールもいただいたりして、とても嬉しい限り。
これもすべて、現役が頑張ってくれたおかげだなぁ、と感謝感謝。

そんな1日を思い出しつつYouTubeを徘徊していたら、
僕が一番好きな、福岡工業大学附属高校吹奏楽団(現・城東高校)が
82年のコンクールで演奏した『春の猟犬(A・リード)』を見つけたので、
貼り付けておきます。

◇YouTube:『春の猟犬(A・リード)』(音声のみ)
福岡工業大学附属高校吹奏楽団/指揮:鈴木孝佳(1982年)
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閉幕

2008-10-19 19:38:45 | 食生活

14時頃に普門館を後にした現役を見送って、
去年も行った方南町のもんじゃ&お好み焼屋さんへ。
関東のOB数名でお疲れさん会。っちゅうか、ただの飲み会( ̄w ̄)ぷ

飯塚から個人的にコンクールを観に来ていたKさんも一緒だったので、
せっかくだから『東京の味』っちゅうことで、もんじゃ焼をオーダー。

ところがこのテーブルには、もんじゃの焼き方を知ってる者がおらず。
『火を通せばOK』などといい加減に焼いたら、自爆( ̄w ̄)ぷぷ





これがもんじゃの思い出になってしまうのは申し訳ないので、
もう1回、種類の違うもんじゃをオーダー。

今度はお店の人に、焼いてもらいました。
美味しい!食感が全然違う( ̄w ̄)ぷぷぷ





で、Kさん、今日中に飯塚に帰らないといけないとのことで、
帰り損ねないように、携帯から乗り換え案内で終電を検索。


   出発駅:方南町(東京)

   到着駅:飯塚方面の某駅(福岡)


こんな長距離の終電検索、初めてやりました( ̄w ̄)ぷ


   *****


Kさんを見送り、イイ感じでもんじゃを満喫して、お開き。
と思うも、なんとまだ19時前!!!

ということで、一部メンバーで新宿の焼き鳥屋さんへ。
思いのほか、真面目な話を熱心に。


いい感じで美味しい焼き鳥をつまんだので、そろそろ帰りますか、
と思うも、なんとまだ21時前!!!!!!

ということで、極少数で近くのビアホールへ。
飲んで飲まれて、へべれけ状態 ~(^^ )~

ラストオーダーと共に、自分の中のコンクール終了( ̄w ̄)ぷ


帰りの電車に乗った時に、
ようやく、昨日は1時間しか寝てないことに気づきました。

1時過ぎに帰宅。
よくぞ無事に帰れましたなぁ~>自分 ^^;)


んが、そこから再びテンションが上がっちゃって、
昔のCDやらビデオやらを引っ張り出して、しばし鑑賞。

コンクールの感想は、また後日。