活字になった川柳など

日常と川柳
各種公募入選句
川柳についての個人的意見

5℃ 濃霧視界不良 室内21℃湿度40%

2020-04-10 06:55:29 | Weblog

ガスというより濃霧 対向車のヘッドライトが針の先のように見える。錯覚と分かっている。突然止まっている大型トラックを発見したり徐行の左折車がいたり中々落ち着かない自家用車出勤だった。今日は昼休み1220からICTラウンドがある。昨日月例会議が終わり一段落。明日は急病センター夜勤がある。来週火曜日にも勤務するので白衣を置いて帰る予定。当日は電車通勤する(ただし大通り→さっぽろ間は歩く)つもりだ。

川柳 句会は中止だが宿題の習作は休まない。今日で「同じ」締め切り。昨日速達で送ってくださった方も居られる。熱心な方と感心する。それでも選には影響はない。

兆候 石川九楊先生の作品名。見て失神(卒倒?)した方が三人居られたとのこと。何となく引き込まれる気がする。実物ではなく写真なので意識障害は起こさなかった。字というか形象、紙の質感・色や墨のかすれや色の濃淡そして全体の香りすべての魔力なのだろう。文字は刻み擦りから始まり筆の入れて止めて跳ねる伸びるへと変わりそして現在はフォント化している。書家はフォントを作るのではなく心象を筆記具で紙に一度限り表現する。画家との違いは墨を使うかどうかのみ?

俳句世がたり 小沢信男 岩波新書 2016.12.20 ISBN948-4-00-431634-3 俳句と題名にあるが昭和13年に夭折した鶴彬の暁を抱いて~の川柳も引用されている。いくら政府批判をしても投獄され特高の拷問を受け転向を迫られることはない。やはり良い世の中に生まれたのだろう。私の母は90歳目前戦前の暮らしを経験しているから今の自粛生活にも耐えられる精神力を持っていると思う。反戦作家の三十年に満たない生涯を思い告発したMKを恨む。ブッダは「他人の過去を見るなかれ。他人のなしたこととなさなかったことを見るなかれ。ただ自分のそれが正しかったか正しくなかったを良く反省せよ。」と言われた。但自観身行 若正若不正と(経文では)意訳される。

手に取った本は中身を見たくなる

 

 

コメント
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