ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

信州北部・小谷(雪訓)

2012年02月01日 | BCスキー
2012年1月28日~29日

天候:雪
メンバー:あーさん

今回は、新潟の山に雪洞泊で行こうと思ったが、あまりの降雪で除雪間にあっておらず
駐車するのも困難で、断念して小谷に場所を移しスキーというより雪訓となった。
小谷もご多分に漏れずの降雪で降り始めからすでに50cmはゆうにオーバーしていた。


林道

林道へ行くと掻いてあるのはほんの少しで、すぐに膝上から股ラッセルとなる。
荷も重いので余計沈む。


ラッセル

日本海に近いため雪は重く、センター120のdrifterでも難渋する。
2時間も行ったところで雪洞を掘る。


掘り始め

久々の雪洞で楽しく掘るが、雪が柔らかくスコだけでサクサクいく。
これだと強度が不安である。
下の層で濡れザラメが出てきた。この下はもう地面であった。
硬い面無くあっさり地面。。。ちょいと場所選定失敗か~
それでも、横に部屋を掘り2名何とか寝られるスペースは確保する。


お部屋

壁薄くちょいと心配だ。
次におトイレを掘る。


おトイレ

これで完璧だが、雪は降り続き上載積雪量が気になるところだ。
もうすでに夕方となり、夕食とする。


定番キムチ鍋

鍋をつつき温まる。しかし雪洞は暖かくていい。
外は風も出てきて気温も下がってきていた。


定番ローソク

ローソク立てを4カ所作り、明かりを採る。
ヘッデンいらないくらいだ。きれいだし。
さて、ホットワインもいただき就寝する。が、夜中に起きてしまった。
というのも、昼に懸念していた雪洞の強度と上載積雪量。
これが壁を下げ寝返りがうてなくなったのだ。通常でも天井は若干下がるが、今回は薄壁がやばかった。
上載積雪量は、50~60cmだ。
深夜に撤収をする。6時間以上寝ているので元気である。
しかし、下りも股ラッセルで、やっとこさ駐車場へ戻る。

初体験のあーさんには、いい経験になったと思う。
あれだけのどか雪が降ればどうなるかとか、これがラッセルだみたいな(笑)
次回はもうちょいと雪が落ち着いてから雪洞掘ろう。