ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

東北ツアー第1弾~南八甲田・横岳(1340m)

2013年12月26日 | BCスキー
2013年12月23日(月)~28日(土)

第4日目:26日(木)

前日、FBで信州晴れているという情報であった。
今日はこちらも晴れるでしょうということで、昨年行きそびれた
南八甲田の横岳へ行ってみた。
駐車情報は、昨日ガイドさんから入手済み。
そこから、最短コースで行ってみる。

道路の雪壁はそんなに高くないが、スノーシェードの横の電波塔から
入ることにする。
最初は、ブナの若木が多くヤブっぽいが問題なし。
酸ヶ湯近くには比較的成熟したブナ林があるが、ここの辺は若木の林が多い。
やはり、鍋倉山の成熟したブナ林は珍しいのだろう。


入口付近

当初はヤブ避けながらダラダラ行くが、徐々に斜度も増してきた。
地形図上では現れない、小さな沢が多い。
ブーツ程度のラッセルで楽しい。板も極太だから沈まないのであろう。



下部もまだ若い木々が多い。
一汗かくとブナの木も太くなってきて、間隔も程よくなってきた。


ブナ林にトドマツ1本

何で君はここにいるんだい?という感じで、最初のアオモリトドマツが1本現れた。
この辺に来ると斜度もつき、ジグをきる。
その上はトドマツとその他の木で混合樹林帯となるが、少しヤブがうるさかった。
しかし、2時間も登るとトドマツオンリーになってきた。



ラッセラ~ラッセラ~と頑張る。
北面に当たるため、日が差すのが遅い。



今回、八甲田うさぎ、お目にかかれなかったが、ここは遊び場の様である。


うさぎトレース

右を見ると岩木山が浮かんで見える。



左は、八甲田の山並みが。



やはり晴れると景色が最高である。
程なく斜度も落ちてくるが、ここからダラダラが長いこと。
モンスター君達の間を山頂向けて、ラッセラ~ラッセラ~



風のあたるところは、パックされた雪だ。
八甲田がきれいに見えてきたぞ~



さて、まもなく山頂だな。



そして、多分山頂着。目印などは何もない。
GPSで確認。3時間くらいであった。


山頂から岩木山と左に白神山地

あの辺もいづれ行ってみたい。
青森市から弘前の市街地、陸奥湾もきれいに見える。
そして、自力で来た充実感は何ともいえない。
風もそんなに強くなく快適である。
この辺もまもなく長い冬に閉ざされるのであろう。

さて、陸奥湾に向けてドロップ!
海見るとテンション上がるね。信州人
あとはほぼトレース通りに下った。パウパウでした。
もう1本西の尾根というか斜面の方がもう少し快適かもしれないが、
それはまた行くことにする。

ちょうど昼頃でお腹も空いたが、弘前の津軽温泉へ。
温泉駐車場からは八甲田の山並みが。
ちょうど真ん中に見えるまったりした山が横岳。
つがる温泉は、シャンプー、石鹸持参で。
350円とリーズナブル。
その後は、すし食べて一路北秋田へ向かう。

満足感、充実感は非常に高く、山ヤだな~と思うのでした。