ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア南部・常念診療所「リアルサマーレスキュー」

2012年07月31日 | 山岳医療
2012年7月26日~28日

天候:晴れ時々曇り(全日)

第1日目

この日は当直明けで、一の沢の登山口を10時出発となった。
すでに暑い。。。


一の沢登山口

この日は地元の中学も2校上がっているようである。
いつも3時間くらいで乗越に上がるが、今日は調子もいいので3時間を切るつもりで飛ばす。


最後の水場手前の二俣

最後の水場まで2時間ほどで来られた。


常念乗越

乗越で中学生が支配人のレクチャーを受けていた。
天気はいい。乗越に飛び出した瞬間この景色が目に飛び込む。
これがいい。
診療所に行くと早速患者さんを処置していた。
どうも登山道で転倒したようだ。幸いそんなに悪くなく良かった。
数年振りに、K先生、iさんにお目にかかる。
彼らが学生以来だから随分久々である。
私が来るまで患者0であったようだが、来た途端これだと苦笑い。
やはり呼んでしまうのか???
その後は落ち着き小屋の手伝いなどしながら過ごす。


夕暮れの槍北穂

蝶から縦走してきた高校生パーティーが先生と一緒に受診に来た。
疲労と脱水、軽い高山病のようだ。
処置して手持ちのお薬で対処していただく。夜にはすっかり良くなったようだ。
この日は300名位のお客さんであった。
従業員の皆さんと食事終了後、学校登山の中学生が3名調子悪いとのこと。
付き添いの先生と共に処置にあたる。
その後、くたばって即寝であった。

第2日目

ご来光を拝みに乗越へ。
雲海の上に四阿山、浅間山などがきれいだ。
振り返ると槍北穂もきれいに見えた。


ご来光


朝日浴びる槍北穂

この日は、これもまた久々のY先生が来られる。
学生以来だから6年ぶりくらいか。
この先生とは、先生学生の頃遭難騒ぎの折に夜登山した仲である。
昔話に花が咲く。


ハトポッポと槍

この日はぼっちらぼっちら患者さん訪れるが、軽症の方ばかりであった。

第3日目


ご来光

すでに日も高いがご来光?


朝食風景


弁当作り

この土曜は今季最高の入り込みの様だ。
帰る前に布団出しなど出来るだけお手伝いして、後ろ髪引かれながら下山する。
下山時も相当のすれ違い数である。
いつもは2時間ほどで下るが、今日は2時間を切ろうと頑張ってみる。
ほとんどトレラン状態であったが、1時間35分で下った。
しかし下界は暑い。明日は水浴びに行こう!
診療所スタッフの皆様、小屋スタッフの皆様にはいろいろとお世話になりました。
ありがとうございました。


診療所前にて


最新の画像もっと見る

コメントを投稿