ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

谷川・白毛門沢(中途)&高倉沢左俣~高倉山(1498m)

2012年07月06日 | 沢登り
2012年6月30日

天候:曇り時々晴れ
メンバー:Yuky

この土曜日は、天気良さそうであったのでどこ行こうかと思案した結果、
谷川方面へ行ってみようと思った。
昨シーズンは雪も多かったので、雪渓の状態が懸念もされたが。。。
早朝、出発して8時前くらいに到着。
駐車場はすでに多くの車が停まっていた。
山はどこも七合目くらいまで雲がかかっていたが、太陽も顔を出しそうな気配だったので、
準備して東黒沢へ。
ここいつ来てもナメがきれいである。


最初のナメ

最初のナメを過ぎ沢が左へ屈曲した先が、ハナゲの滝だ。


ハナゲの滝

右岸にしっかりした巻き道があるが、滝が屈曲する所まで上がって少し巻く。
この巻きどうもシャワークライミングなどで遊びに来る方々がよく使っているみたいで、
以前よりしっかりしてきたように思う。その昔は登山道のようであるが。
ハナゲを過ぎてもナメ滝がありきれいだ。





大岩がある滝を過ぎると東黒沢本流と白毛門沢の二俣だ。


二俣

左の白毛門沢へ行く。何か水が冷たいような。。。



少し上がると雪渓の残骸が現れた。



1P目の休憩入れて、これは怪しいと進むと巨大ブロック登場。
枝沢の雪渓の厚み見ると10mは越えようかという高さであった。
季節風に飛ばされた雪が蓄積し、春にデブリが出てこのような積雪になったのであろう。


雪渓登場

しばらく上までありそうで、状態も悪そうなのでここで下ることにする。


少しお昼寝(笑)

とりあえず時間も早いので下降して駐車場に戻り今後について検討する。
よい沢下降の練習になった。
途中、シャワークライミングというか水遊びの集団がわんさか。。。


沢遊びの皆さん

仰向けで滝滑り楽しんだりしていた。

さて、いろいろ検討した結果、手短な高倉沢へ行くことにした。
ここ、08年9月に右俣へ行ったので、今回は左俣へ行ってみる。
土合駅前に車を停め、トンネル一つくぐったところで湯檜曽川へ。
ここから少し下流へ行った対岸が高倉沢であったが、何を血迷ったか少し上流へ行きウロウロしてしまった。
それでも何とかたどり着き早速本日二度目の入渓。
小滝を行く。


入渓当初


最初の10m

左を上がる。ここでようやく以前の記憶が蘇ってきた。
その上もFIXのある10m位の滝



この滝を越えるとゴーロとなり二俣に着く。


二俣

左の小滝の方へ行く。
小滝をいくつか越していくと4m、15mがある。


4m、15m

15mは右の方へ屈曲している。左30mと書いてある本もあるが、この30は滝っぽくなくただのスラブという感じ。
この15は、右からまとめて巻く。
またいくつか小滝越すと上がハングした8mが出てくる。


8m

ここは左の細かいホールドのスラブを上がり、草付きを右へトラバース。
これを越えたら、案の定雪渓登場。
しかし先の雪渓に比べたらしっかりしていたのでこれを慎重に突破。


雪渓

雪渓が最初の二俣は過ぎて末端のもう1本上の二俣を左に行ってみた。
涸棚2つ越えるが2つ目が意外としょっぱかった。
その後、傾斜が増して源頭も近いかと途中左の小尾根に取り付く。


源頭部

これが失敗で、少し早く取り付きすぎた。
だいぶご機嫌なヤブ漕ぎを強いられ、いくら行っても着きそうにない。
何とかロープウェイ間に合えばという時間になってきた。
1時間以上ヤブ漕いだか。やっと登山道に出た。
ここはあまり早く尾根に上がろうとしない方がよい。


登山道からみなかみ町


高倉山山頂


谷川岳


白毛門、朝日岳方面

山頂で1630。あと30分でロープウェイ最終なので小走りに行くと、15分で駅に着いた。
谷川岳からの登山者に奇異な目で見られながらほっと一息ロープウェイに乗り込む。
しかし最後のツメは久々に修行だったと反省会しながら、湯テルメへ行き疲れを癒す。
日曜はどうも天気がよろしくないということで、信州へ引き返すことにした。


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