2014年6月14日(土)~15日(日)
立山は、スノーシーズン初めの初冬と夏、秋のシーズンしか行ったことがなかった。
この残雪期は初めてである。
FB友や各小屋などの情報からまだまだ行ける感じである。
金曜に夜勤明けで、自宅を昼に出発し、平湯の森で一風呂浴びてから立山駅へ。
今回4名の予定であったが、諸般の事情により、立山周辺で働いていたよーさんと2名である。
富山へ入ると雨模様。
セブンで買い出しして、空き空きの立山駅駐車場で車泊。
第1日目
天候:曇り
朝のうちもまだ天気はパッとしない。
ゆっくり2本目で出発する。
立山駅
まだ空いている。11月とは大違いですね。
美女平
ここで少し人が増えた感じ。
それでもハイシーズンに比べたら。。。
スキーヤーもチラホラ居られる。
ガスの中、ブナと立山杉の道を行く。雨は落ちていない。
雪の大谷も一番高いところ一部10m残っていた。
室堂
室堂に着き外へ出てみると、ガスの中だ。気温は3度。風もある。
よーさん、センターへ室堂のお母さんにご挨拶。
お言葉に甘えて、警備隊にご挨拶してお母さんのところで休憩。
山岳パトカー
ガス待ちするも回復はない。
雨は降っていないので昼前に出発した。
県警キャット
外にはかわいらしいキャットが停まっていた。
室堂山荘
山荘までは、結構人が来ている。
心配していた称名川源頭部は、雪がたっぷりであった。
荷運びにもキャット使っている様で、キャタピラの車道が雷鳥沢ヒュッテ方面まで繋がっていた。
源頭部
どこでも行けそうですな。室堂山荘裏から雷鳥平まであっという間でした。
雷鳥沢方面
2カ所川は口を開けていたが、問題なしであった。
雷鳥平に着くと、雷鳥沢下部のガスはとれてきた。
スキーヤーズライトに2名と沢芯に1人上がっていた。
我々はスキーヤーズライトを上がる。途中休憩を入れていると、室堂方面も綺麗に見えてきた。
室堂方面
現在地獄谷の活動が活発であるが、ここまで硫黄臭が来ていた。
頑張って上がって行くと、ガスの切れ間から本日の宿、剣御前小屋が見えてきた。
剣御前小屋
上部のトラバースは、雪が切れていた。
風は強く、雲も流れてきて剱岳は見えずであった。
剱沢でも1本という状況でなかったので、小屋でのんびりする。
というか、爆睡してた(笑)
夕食時もガスは流れてきており視界不良。太陽が落ちてから少し天候も落ち着いた様である。
よーさんのお陰で剣と剱沢が一望の部屋であったが、私はいつものごとくまたまた爆睡していた。
山はよく寝られる。
第2日目
天候:晴れ
今日は、約束されたピーカン。
登山者は、4時頃には出発していった。
スキーヤーは、他に2名おり4名で朝食。
部屋からは、朝日があたる剱岳が素敵であった。
ちゅ~るぎ
ご来光と別山北峰
朝食前、外へ出てみた。
奥大日と大日岳
室堂方面
これでもかという天気である。
朝食後、2名のおじさま達は速攻準備して別山方面へ。
我々も跡を追う。
泊まった部屋と別山への登山道
登山道は雪はないので、シートラで上がる。
剣御前小屋
少し上がると景色は絶景である。
室堂方面
剱沢と剱岳
立山三山
三山の中央の一番高い大汝山の所に、昨日公開になった「春を背負って」のロケ場所、大汝休憩所がある。(菫小屋)
まあリアル春を背負ってだねと話しながら別山へ。
別山山頂
山頂からの景色もすばらしかった。
そして、今回の目的の真砂沢。素敵なカール状地形である。
山頂から真砂沢上部
山頂からは、ノールになっており下見えず。
とりあえず行くだけ行ってみた。
山頂すぐの斜面
斜度あるが、雪質が快適ザラメで素敵である。が、、、、すぐ下が切れていた。。。
スキー脱いで少しトラバースして、仕切り直し。
先行者はここから行った様である。
仕切り直し
カールの底まであっという間。
真砂沢上部
山頂を振り返ると、もう少し東の斜面へ行けば雪が繋がっていた。
カールから山頂方面
真砂乗越
鹿島槍ヶ岳と五竜岳を正面に見ながら雄叫び滑降。
まだまだ雪たっぷり。
沢中間部付近
沢は左へ少し曲がっており、下りていくと徐々に白馬三山など見えてくる。
このロケーションはたまらない。
上部を振り返る
この後同じような風景の写真であるが、白馬連峰を見ると違う場所であることがわかる。
中間部
中間部下部
素敵なU字渓谷ですね~
雪質も少し重くなるも滑りやすい。
中間部から振り返る
下部は少し岩が転がっていたりもしたが、支障はない。
滝があるであろう場所は少しクラックが入ってきていた。
沢下部
剱沢出合が見えてきた。
剱沢出合
ここまで標高差1000mちょっと。30分くらいで下りてきてしまった。
随分写真撮ったりしていたのだが。
さて、ここから剱沢の登り返しが待っている。
真砂沢ヒュッテは屋根などが出ていた。
出合から剱沢
長治郎谷の辺りに先行者がいた。
長治郎谷
長治郎谷もたっぷりの雪である。数年前に上った右の八ッ峰、左の源次郎尾根もだいぶ雪は解けたがいい感じである。
八ッ峰マイナーピークと源次郎尾根下部
長治郎谷出合で一本入れて平蔵谷出合を目指す。
スケール感がつかめず、見えていてもいつまで経っても着かない。。。
平蔵谷
平蔵のコルまでバッチリ雪がある。
何れ行きたい、大脱走ルンゼは、山頂下が少し途切れている様であった。
先は長いので先を急ぐ。
剱沢小屋手前
このカーブ曲がると剱沢小屋であるが、さっぱり着かない(笑)
振り返ると、ちゅ~るぎ!!
少し雲出てきたか。登りに入って吹き下ろしの風が心地よく、いい感じで登ってきていたが、
この辺りで風止むと、暑いこと。
小屋の石積み
石積みようやく見えてきたよ~
剱沢野営管理事務所
診療所と常駐隊がいる小屋も出ていた。この上にテントが3張りあったが、人の気配なし。
剱沢上部
やっと、朝ドロップした別山が見えてきた。
振り返ると ちゅ~るぎ!!
たまに振り返って剱岳見ながら、エッチラホッチラ
御前小屋見えた~ 標準タイムより少し早いくらいで到着。ヘロヘロ君。
ここでデポした荷物とジュースいただいて、雷鳥沢へ向かう。
このジュースでだいぶ蘇った。
雷鳥沢ドロップポイント
夏道を少しスキー担いでいく。
雷鳥沢上部
午後でもそんなに雪腐らず快適滑降。
あっという間に雷鳥平手前に着く。ここでシール張って、称名川沿いを上がる。
一ノ越方面から登山者が多く下りてきているのが見える。
立山三山
山崎カールもいい感じですね~
称名川源頭部
この辺、昨日は気がつかなかったが、硫黄蒸気で黄色っぽくなっていた。
一登りで一ノ越からのトレースと合流。
室堂駅へ向かい、バスに乗る。
サッカー気になっていたが、残念な結果となっていた。
この時期に1000下るのは貴重である。
雪質、面もよかった。噂に違わぬ素敵な真砂沢でした。
しかし、登り返しは効き目満点(笑)
これで、13-14スノーシーズン板納めかな??
立山は、スノーシーズン初めの初冬と夏、秋のシーズンしか行ったことがなかった。
この残雪期は初めてである。
FB友や各小屋などの情報からまだまだ行ける感じである。
金曜に夜勤明けで、自宅を昼に出発し、平湯の森で一風呂浴びてから立山駅へ。
今回4名の予定であったが、諸般の事情により、立山周辺で働いていたよーさんと2名である。
富山へ入ると雨模様。
セブンで買い出しして、空き空きの立山駅駐車場で車泊。
第1日目
天候:曇り
朝のうちもまだ天気はパッとしない。
ゆっくり2本目で出発する。
立山駅
まだ空いている。11月とは大違いですね。
美女平
ここで少し人が増えた感じ。
それでもハイシーズンに比べたら。。。
スキーヤーもチラホラ居られる。
ガスの中、ブナと立山杉の道を行く。雨は落ちていない。
雪の大谷も一番高いところ一部10m残っていた。
室堂
室堂に着き外へ出てみると、ガスの中だ。気温は3度。風もある。
よーさん、センターへ室堂のお母さんにご挨拶。
お言葉に甘えて、警備隊にご挨拶してお母さんのところで休憩。
山岳パトカー
ガス待ちするも回復はない。
雨は降っていないので昼前に出発した。
県警キャット
外にはかわいらしいキャットが停まっていた。
室堂山荘
山荘までは、結構人が来ている。
心配していた称名川源頭部は、雪がたっぷりであった。
荷運びにもキャット使っている様で、キャタピラの車道が雷鳥沢ヒュッテ方面まで繋がっていた。
源頭部
どこでも行けそうですな。室堂山荘裏から雷鳥平まであっという間でした。
雷鳥沢方面
2カ所川は口を開けていたが、問題なしであった。
雷鳥平に着くと、雷鳥沢下部のガスはとれてきた。
スキーヤーズライトに2名と沢芯に1人上がっていた。
我々はスキーヤーズライトを上がる。途中休憩を入れていると、室堂方面も綺麗に見えてきた。
室堂方面
現在地獄谷の活動が活発であるが、ここまで硫黄臭が来ていた。
頑張って上がって行くと、ガスの切れ間から本日の宿、剣御前小屋が見えてきた。
剣御前小屋
上部のトラバースは、雪が切れていた。
風は強く、雲も流れてきて剱岳は見えずであった。
剱沢でも1本という状況でなかったので、小屋でのんびりする。
というか、爆睡してた(笑)
夕食時もガスは流れてきており視界不良。太陽が落ちてから少し天候も落ち着いた様である。
よーさんのお陰で剣と剱沢が一望の部屋であったが、私はいつものごとくまたまた爆睡していた。
山はよく寝られる。
第2日目
天候:晴れ
今日は、約束されたピーカン。
登山者は、4時頃には出発していった。
スキーヤーは、他に2名おり4名で朝食。
部屋からは、朝日があたる剱岳が素敵であった。
ちゅ~るぎ
ご来光と別山北峰
朝食前、外へ出てみた。
奥大日と大日岳
室堂方面
これでもかという天気である。
朝食後、2名のおじさま達は速攻準備して別山方面へ。
我々も跡を追う。
泊まった部屋と別山への登山道
登山道は雪はないので、シートラで上がる。
剣御前小屋
少し上がると景色は絶景である。
室堂方面
剱沢と剱岳
立山三山
三山の中央の一番高い大汝山の所に、昨日公開になった「春を背負って」のロケ場所、大汝休憩所がある。(菫小屋)
まあリアル春を背負ってだねと話しながら別山へ。
別山山頂
山頂からの景色もすばらしかった。
そして、今回の目的の真砂沢。素敵なカール状地形である。
山頂から真砂沢上部
山頂からは、ノールになっており下見えず。
とりあえず行くだけ行ってみた。
山頂すぐの斜面
斜度あるが、雪質が快適ザラメで素敵である。が、、、、すぐ下が切れていた。。。
スキー脱いで少しトラバースして、仕切り直し。
先行者はここから行った様である。
仕切り直し
カールの底まであっという間。
真砂沢上部
山頂を振り返ると、もう少し東の斜面へ行けば雪が繋がっていた。
カールから山頂方面
真砂乗越
鹿島槍ヶ岳と五竜岳を正面に見ながら雄叫び滑降。
まだまだ雪たっぷり。
沢中間部付近
沢は左へ少し曲がっており、下りていくと徐々に白馬三山など見えてくる。
このロケーションはたまらない。
上部を振り返る
この後同じような風景の写真であるが、白馬連峰を見ると違う場所であることがわかる。
中間部
中間部下部
素敵なU字渓谷ですね~
雪質も少し重くなるも滑りやすい。
中間部から振り返る
下部は少し岩が転がっていたりもしたが、支障はない。
滝があるであろう場所は少しクラックが入ってきていた。
沢下部
剱沢出合が見えてきた。
剱沢出合
ここまで標高差1000mちょっと。30分くらいで下りてきてしまった。
随分写真撮ったりしていたのだが。
さて、ここから剱沢の登り返しが待っている。
真砂沢ヒュッテは屋根などが出ていた。
出合から剱沢
長治郎谷の辺りに先行者がいた。
長治郎谷
長治郎谷もたっぷりの雪である。数年前に上った右の八ッ峰、左の源次郎尾根もだいぶ雪は解けたがいい感じである。
八ッ峰マイナーピークと源次郎尾根下部
長治郎谷出合で一本入れて平蔵谷出合を目指す。
スケール感がつかめず、見えていてもいつまで経っても着かない。。。
平蔵谷
平蔵のコルまでバッチリ雪がある。
何れ行きたい、大脱走ルンゼは、山頂下が少し途切れている様であった。
先は長いので先を急ぐ。
剱沢小屋手前
このカーブ曲がると剱沢小屋であるが、さっぱり着かない(笑)
振り返ると、ちゅ~るぎ!!
少し雲出てきたか。登りに入って吹き下ろしの風が心地よく、いい感じで登ってきていたが、
この辺りで風止むと、暑いこと。
小屋の石積み
石積みようやく見えてきたよ~
剱沢野営管理事務所
診療所と常駐隊がいる小屋も出ていた。この上にテントが3張りあったが、人の気配なし。
剱沢上部
やっと、朝ドロップした別山が見えてきた。
振り返ると ちゅ~るぎ!!
たまに振り返って剱岳見ながら、エッチラホッチラ
御前小屋見えた~ 標準タイムより少し早いくらいで到着。ヘロヘロ君。
ここでデポした荷物とジュースいただいて、雷鳥沢へ向かう。
このジュースでだいぶ蘇った。
雷鳥沢ドロップポイント
夏道を少しスキー担いでいく。
雷鳥沢上部
午後でもそんなに雪腐らず快適滑降。
あっという間に雷鳥平手前に着く。ここでシール張って、称名川沿いを上がる。
一ノ越方面から登山者が多く下りてきているのが見える。
立山三山
山崎カールもいい感じですね~
称名川源頭部
この辺、昨日は気がつかなかったが、硫黄蒸気で黄色っぽくなっていた。
一登りで一ノ越からのトレースと合流。
室堂駅へ向かい、バスに乗る。
サッカー気になっていたが、残念な結果となっていた。
この時期に1000下るのは貴重である。
雪質、面もよかった。噂に違わぬ素敵な真砂沢でした。
しかし、登り返しは効き目満点(笑)
これで、13-14スノーシーズン板納めかな??
公共交通機関を使うとなると時間的制約がありますので、日帰りは厳しいかと思います。
雷鳥平テン泊なら余裕です。
この時期小屋も空いていていいですよ。