ベトナムハノイの「お正月料理」(バインチュン事情)
今年のベトナム正月の元旦は2月12日だった。
アジアで旧暦で新年を祝わない国は「日本」くらいである。変に欧米化してしまった気がする。
そういうわけでもう10年以上ベトナム正月(テト)はベトナムで過ごしている。
ベトナムの正月料理と言えば「バインチュン」である。日本で言えば、「ズバリ 餅」である。
原料は同じく「もち米」である。形は「四角形、丸、円筒」家によっていろいろである。
過去10年間「社員からたくさんのバインチュン」を頂き、食してきた。
その中で「今年いただいたバインチュン」が私には「最高」だった。
この写真の「円筒型のタイプである」
その旨伝えたら、正月明けに「もう1本、持ってきてくれた」:)
ありがたい話である。 保存は冷蔵庫のため「固くはなり、切るときには少々力がいる」
しかし、ここにあるように「油でこんがり焼く(ベトナム語では揚げる:RAN)」と
これまた「大変美味なのだ」
今回いただいたのは「MADE BY PHU TO」(フート省)のバインチュンだった。
(何が違うのかというと、余分なものが無く、さっぱりしていてもち米本来のうまさがある。)
JUSTこのバインチュンをゆでたのは「このかまど」だそうである。普段は使ってないようだが
特別に「正月のバインチュン」をゆでるときにはこの昔ながらのかまどでゆでるそうである。
日本も「餅をつく」などもう「昔話になってしまった感がある」ベトナムには
いつまでもこんな文化をも越してほしいものである。
(とてもおいしかったです。ご馳走様)