入院生活17日目。明日退院する予定になっていますが、院内はコロナの影響で想像以上にバタバタしているようです。
とにかく想像通り情報伝達の悪さを感じています。
入院患者にはなかなか情報が伝わってこないし外の様子もわからない。
ーーーー「本当に退院出来るのでしょうか・・・?」
コロナが出たという情報だけで、昨日は一日リハビリが無いという報告はなし。
夕方にフロアーの患者全てを対象にPCR検査、陰性の報告を受けましたが感染状況を伝えて欲しいなぁ〜。
今日もまだ何も連絡もなし。スタッフは忙しそうにしてるのでなかなか話しかけることも出来ずにいます(11時現在)。
ーーーー「患者はのんびり待つしかないのかな・・・?」
ペーパーでも良いから感染状況だけでも全ての患者に伝えるべきだし、それが分からないと退院の準備もできませんね。
とにかく入院生活最終日ということで、今日は手術の事を書いておきます。
手描きで膝の構造をご覧下さい。
膝関節と肩関節はとても複雑な構造。屈曲と伸展、内旋と外旋(あってるかな?)する為、複雑で美しい構造になっています。
だからこそ、事故が起こりやすい場所でもあるんですね。
膝の事故、つまり痛みは靭帯か半月板にできる傷が原因。修復手術が行われます。
ただ、膝関節の半月板や関節軟骨に神経はありません。それらが痛むのは、その周りを取り囲む関節包(袋)に集った神経が反応する為です。
「半月板を修復しても100%痛みが消えるとは言えない」これは僕を担当した医師の言葉。
半月板の損傷が原因でも、直接の痛む場所は他にあって、それを突き止めるのは、現代の医学を持ってしても困難なようです。
この辺りから、傷や血が苦手な方が読み進めることを勧めません。
僕の場合、結論から言えば右足内側の半月板が潰れた状態になっていました。
ただ、最初にかかった病院ではO脚の方がなりやすい変形症状を予見し、『骨切り手術』というものを薦められました。
ただ、色んな角度からのレントゲン画像やMRI画像検査の結果、O脚は見られず、半月板が損傷した事による変形症状ではないかと言うことで縫合手術を行うことになりました。
更に、膝を開いて、軟骨の状態が思わしくない場合はドリリングと言われる治療と内放化手術のオプションが考えられると言うことです。簡単に説明すると、ドリリングは軟骨にドリルのようなもので数カ所穴を開けて自己再生を促す手術。内方化とは、外側にはみ出た半月板を、糸を使って内側に保つ手術。
結局のところは、縫合手術とドリリング手術でした。
半月板の損傷部を特殊な糸で縫合し、整形します。そして、大腿骨関節軟骨組織に数カ所穴を開けたようです。
下の画像は実際に医師から頂いた患部のスコープ画像。
術後、主治医からは関節軟骨の状態があまり良くないという報告を受けました。
確かではありませんが、痛みを長く我慢し続けてきたからではないでしょうか・・・?
でも、「手術は成功!」あとは自分の身体を信じて、リハビリで完治に導くと言う事のようです。
関節軟骨の形成にはかなり時間が掛かると思います。
当然、完璧に形成されことなどないと思っていますが、半月板にしても関節軟骨にしても、動きをスムーズにする為の潤滑部位なので、今はなるべく体重をかけないようにして、滑らかな形状が作られるのを促すしかないようです。
先日の北海道新聞に載った『変形性膝関節症』の記事。簡単ではありますが、しっかりと要点をおさえて書かれていると思います。ある年齢以上になると、女性の7割は膝に何らかの痛みを感じているそうです。宜しければ参考にしてみて下さい。
「リハビリは永遠、そんなふうに考えた方がいい」これはリハビリ担当した理学療法士の言葉。
年齢的に完全な再生がなされる訳ではないので、気をつけながら膝関節の周りを補う筋肉を強化し、負担を減らす工夫が必要なようです。例年20キロ肥料袋を約200袋、これを担いで畑に撒く作業は、今後難しいかも知れませんね。
予定では術後4週間、右膝に体重を掛けないで、その後、徐々に加重をして2〜3ヶ月、長いリハビリ期間が必要なようです。
長くなるので今日はこれくらいで終わり。
通院を含めてリハビリの様子は後日紹介しますね。
映画やアニメ、Kindleにオーディオブックなど入院用に持ち込んだものは殆ど消化。
ただ、百田尚樹氏の『日本国紀』のみ現在、大正時代を旅しています。
入院前に持ち込んだ『日本史の教科書』と、入院中にコンビニで買った『歴史と経済の教科書』が進行を鈍らせた原因です。
正直言って、色んな歴史的年号や名前は全くと言って覚えていませんが、
百田先生のおかげで「日本がもっと好きになった」。こちらもお勧めしておきます。
と言うことでこれから最後のシャワーです。皆様もさっぱりと素敵な1日をお過ごしくださいね。
追記*その後、看護師からPCRの検査結果を聞きました。コロナウイルス感染の広がりはなく院内は安全です。
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