スマイル・ファインダー

写真を大切にしたい。撮影に関する諸々のことを書いています。

ノンタイトル

2008年05月01日 | Weblog

CONTAX G2  28mm  絞りF2.8 1/15秒    ISO400

もう桜の季節はおしまいですが、せっかく撮ったのでもう少しお付き合い下さい。
かくれんぼをしている子供たちです。

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NHKテレビの「昭和が終わった日」というドキュメンタリーをみて、いろいろと考えさせられました。
途中からでありましたが、まず昭和天皇が亡くなられた昭和64年1月7日に撮ったという2作品の紹介がありました。
ひとつは原爆ドームをシルエットで捉えた作品で、どんよりとした空と暗い太陽がまるで原爆が投下されたあの日を連想するようでした。
もうひとつは日の丸が掲げられた田舎道を三輪車にのった子供が進むところを撮った作品で、懐かしさと平和のありがたさを感じました。
また、仲田千穂という写真家を初めて知りました。
19歳で「特攻花」という写真集を出し、今回は元特攻隊員にインタビューをしていました。
まだ20代そこそこというのに元特攻隊員に「昭和天皇が亡くなられたとき何を思いましたか」と尋ねたところは一瞬驚いてしまいました。
最後に彼女が撮った元特攻隊員の後ろ姿が印象的でした。
遠く海を見つめている姿は死に切れなかった沖縄の空を思い浮かべているのでしょうか・・・。