イオンの近くにあった。海田市のイオン前。
でもイオンにしてはそんなに大きくはないお店。
ネット情報によると、どうやらここはもとはニチイだったらしい。
高知にもあるよ、そういうところ。高知市旭町に。
親近感湧きますなー。
その近く、看板。
『スクラップを売って焼肉を食べよう』
言葉の意味はよくわからないが、すごい力のあるワードだ。
しかも即金。スクラップ即金即焼肉。
ともあれ今日用事があるのはお好み焼き屋さんのほう。
駐車場はお店の外に一つだけ。
お好み焼・鉄板焼 寄り家
メニュー注文
居酒屋っぽいメニューもいろいろある。
「ヤサキ」ってなんだろう？
また広島名物のホルモン系なのか。
徳谷トマトだ！高知の！
幻のトマトって書いてある。
なんかうれしいなあ、いい店だよここは。
高知の徳谷トマトを宣伝してくれるなんて。
よく見ればいいじゃないか、奥行きとか窓ガラスとか。
あ、あと観光情報パンフが置いてあってありがたい。
それに『ワンピース』グッズがいっぱい。好きな人にはたまらないのだろう。
居酒屋メニューではなく、お好み焼きだ。ムシマルが欲しているのは。
『寄り家焼き』。
なんだかオリジナルっぽいし気になる。
少し遠くに来たから、スペシャルなものをいただくか、
それともこの店独特の寄り家焼きを頼むか。
2択。
はっ！
説明が書いている。
『絶妙な食感』
『とろーりたまご』
『麺がパリパリ』。
これはムシマル注文せざるを得ない、
「寄り家焼きを１つー」
待つ。
ちょうど同時期に別のグループも寄り家焼きを注文。
やはり人気なのだ。売れ筋なのだ。
と、事前予約していたらしいおばあちゃんが隣の席に。
ソースはあっさりで頼むわーみたいなこと言うてらっしゃる。
ああそんなアズユーライクがあるのか。
撮らせていただく。
いやー小高い丘。ヒルズ。
キャベツヒルズ。
それらがちょちょいとガシャガシャされて、どんどん茶色いマウンテンになっていく。
そして完成。まったく、うっとりしちゃうな。
何というかしっかりした高さ。世界に対して固定されている。
さて、背伸びをしてお箸を使わずに小ベラで食べてみようか。
実食
ザクザク。
おお。これがパリパリ麺の感触。
なかなかの手応えが小ベラを通じて伝わってくる。
スコップで穴を作るときに、小枝を挟んで掘ってしまったような。
14時前後に、新たに3人組が来られる。
大将「ごめんね、もういまちょっと材料が・・・なくて」
ほほう、人気店なんだな。
ラスト５のお好み焼きに間に合ったムシマルは自慢げ。
では実食。
ガリバリ。
予想はしていたが、さらにそれの上を行く硬さ。
痛いくらいだ。ここで泣いてもいいか聞きたいくらい。
固焼きのあんかけ焼きそばかそれ以上、ベビースターラーメンの存在かそれ以上。
お、タマゴがあふれる。これが言っていたやつか。
じゅわりだな、じゅわりって感じだ。
うわパリパリー。
お好み焼きのそばが、えらいパリパリ。
痛いくらい。
タマゴのとろみで硬度は中和されたような気がしていたが、そんなことはなかったぜ!
千の剣に貫かれているようなそうでないような。
ああこれはなかなかの風味。
ゴマの香りも鼻を撫でるなー。
キャベツたっぷり。
固いせいか、お腹にたまる。
完食。
こう咀嚼たくさん必要なお好み焼きだと、ビール欲しいなー。
そう思ってしまう。いけないお好み焼きだ。
大盛りだったら食休み要ったかもなー。
780円。
胃袋比較でリーズナブル。
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