呑みのあと、一人ふらつき帰り中。
『ビールが進む汁なし担々麺』という幕。
『赤竜 住吉店』
ひえひえにまぜまぜ。そう書いてある。
『赤竜 住吉店』
住所:広島県広島市中区住吉町12-12
月-金: 12:00-14:3019:00-翌0:00
土、日: 19:00-翌0:00
定休日:祝日、祝前日
駐車場なし
そこに立ち寄った。ビールとムシマルのえにし、気になる。
は!『夜の一杯セット』これ、晩酌セットじゃないか。
すごく興味を持つが、お腹の都合的に麺一杯だけだ、と思い直す。
泣く泣く注文。
と、汁なし担々麺の店みたいなことを店頭では書いていたがその専門店というわけではなく、
麺類が数種類ある。
黒板に書かれている。
紙や冊子型のメニューはないようなので、
ここに貼ってあるものから、自分で自分のことを決めねばならぬもよう。
かまたまラーメン、ってどんなんだろう?うどんみたいなこと?
それよりなにより、
汁なし担々麺が新旧ある!
(おいおいまじかよ・・・『汁なし担々麺』って割かし新しいグルメだって読んだような気がするけど≪少なくとも鍋焼きラーメンよりは断然浅い≫、
もう新しいのが出てんのかよ)
腕を組んで悩む、悩むそこには同じポーズの漢が。
た、タイガーマスク!
プロレスがお好きらしい、ここの大将。
よし、タイガーマスクを見て心は決まる。
「新汁なし担々麺ひとつ」
ちょっちゃっちゃと作業をされて、間もなく来る。
「新って、何が違うんですか?」
「普通の汁なし担々麺がみそベースなのに対し、こちらは醤油ベースです」
とん、と到着。
おお、確かに汁がない、あるいは非常に低い水位。
そこに麺にネギにミンチ肉。
ゴマもだ。
食べたときは気づかなかったが、なんだか謎の粒々がある。
いただく。
この時のムシマルは、まだいっぱい混ぜた方が多いことを知らない。
たいして混ぜもせず、そのままずるる。
奪われる。
何かが奪われる、お味。
舌の上を世紀末で肩に鋲をつけた暴走族が暴れまわっているみたい。
麺と絡む辛み。
旨みにじみ出るたぐい。
これが汁なし担々麺の公然秘密スパイス、山椒か。
なんかふわっと華やかというか鼻に拡がっている。刺激。
舌の左半身失調。
ピリピリ来る、圧倒的に。
タイガー先生がまだ見ている。
完食。
うーん、ぴきぴきとおいしかった。
650円。
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