8カ月に一回くらい行っている、舟入町川口か南町の『清正』へ。
広島市中区西川口町18-5
「お兄ちゃん、よかったよ、もう今日は閉めようかと思ってたところなんよ」
寒くてお客さんのいない日は、営業時間より早く閉めちゃうこともあるという『清正』。
開いててよかったと感謝しながら入る。
少しして家族連れのお客さんが帰る、21:15。このお客さんがいたからムシマルは。
初手日本酒、あつかん。
雪がちらつく冬の最善手。
落着く。
思ったんだ、このまま最善手だけを打ち続けたらどうなるんだろう?
最善手1、串もの。
つくね、とキャベツ。
酢だれみたいな酸味のあるやつで一杯。
温まって、ぞくぞくする。
亀齢の味ざわりが、あったかいもので背中を撫でられているよう。
ふふう、最善手。
最善手2.豚足。
豚足が届く。豚の脚がここまで足を運んでここまで。
がじゅ。
脂がのっている豚の脂が。いま舌に付いた。
いま舌なめずりしたところだ。
デートでは食べづらい食べ物。
おそらく手づかみでがぶぅと己が手を汚すことをいとわずまた野性の歯剥き出しで齧り削ぐスタイルが一番ワイルダネス。
おれ、にく、すき。ぬくい、あぶら、くちに、ひろがる。
食べ終えたときに生き残っていれば、この食事はムシマルの勝ちだ。
手を汚したものも、お手拭きを使えば足を洗ったかのようにきれいな身になるぜ。
なのにジョニー、食べ終えたその後には骨だけが残っている。
ん、ここにきて酸味のキャベツがさっぱりとさせて良い。活躍だ。
日本酒もういっぱい。今度は冷やだよ。
ここのは串を抜いて酢だれにベッタリと付けて食べる、のだ。
串を抜いた豚バラが大柄な蛇のように化ける。
豚バラが残酷なくらい肉汁を出す。この世界は残酷だ、だけど、旨みがじゅじゅうと出る。
油田だなプチ油田。
口の周りに油田拡がる。
おでんも俺は食っちまった、最善手だ。
夜がとっぷりと暮れて、大将夫婦に見送られながら閉店準備されながら帰る。もちろんお会計したのちにだ。
この日最後の客である、ということにどこか栄誉を覚えて帰る。
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