デンスケに訪問。
人生で2回目。
3F行きのエレベーターに乗り込んで。
廊下を渡って一番奥へ。
タヌキ置物待っている。
デンスケへ。
カウンターの奥が空いていた。
テレビのそば。
じゃあビール。
突き出し。
ミミガーのキュウリごまポン酢。これはいいものだ。
モツ焼き700円を注文。
串3本、ハツと野菜(茎みたいなやつ)肉巻きとレバーの3者3様。
レバーおいしい。
香りだ、臭みじゃないみたいな感じ。
にちゃあと旨みとタレの味わいが広がっていく。遅効性焼肉!
ハツはにぎんにぎんと部位特有の歯ごたえ。
モツの持つ食感の良さはどうしようもなく、悪くない。
ビールもおいしくいただけてしまう。魔性だ。
で、グラスを乾してしまう。テレビではニュースウォッチをやっていて、
発泡酒の税率のことをニュースで言っている。
「安くなるの?」「よく吞んでる安いのは高くなるの」みたいなのんきな会話をお店の人がされている。
テレビを見てなんか感想を言い合うっていう行為がなんだか凄い懐かしさ。
一人暮らしを始めてからはテレビは「ながら」でばっかり観てしまっているし、何より一人であるからして会話しない。
居心地よく感じてきたかも。
うーん。焼酎を。
気まぐれに焼酎。
ムシマルの高知ブロガー友達・竜一さんもかえさんも焼酎好きってイメージ。
たまには焼酎もいいか、っていう気分にもなるのさ。
料理も頼みたい。
スジ肉、って煮込みみたいなやつかな?
・・・今日はコブクロ炒め550円にしよう。
サイコロ型メニューを見ながらそう決意するムシマルなのであった。
焼酎。芋とかそばとか麦を選べて、飲み方も選べた。
お湯割りの梅干し入り、っていう渋めのチョイスをしてしまう。
あったかいあったまる。
梅をつぶしながらうびぐびと呑んでいる。
テレビは所さんがお悩み解決する番組に変わり、タニシの被害に苦しんでいる農家をクロ-ズアップしている。
隣のお客さんが「お兄さんは若いから〇〇こなんて知らないだろうー」なんちゃらこ?
どうやら粉の一種みたいで、お湯でといてドロッとさせた粉末をいただいてお腹を膨らませていたみたいな過去を聞く。
そばがきみたいな感じなのか?あとすいとんみたいな?
ムシマルは知らなかった。
「脱脂粉乳とかも飲んでいたけれど知らないよね?」き、聞いたことはある。というか『こち亀』で読んだことがある。
コブクロ炒めが来る。
小皿に盛り盛り、タマネギとピーマンと・・・・・・これは生姜!高知県が生産量ナンバー1を誇るショウガ!の細切り。
へー、なんていうかこの併せ方は新しく感じる。前からあるんでしょうけれど。
コブクロ。
小さなトンネルというか、ミニミニバームクーヘン型というか、とにかくそんなコブクロを食む。
もにゅもにゅ。
ショウガのちょっとじんじんする刺激と一緒にいただくと、コブクロは繋ぎ役になったみたいな感じもあるかも。
逆に玉ねぎとかピーマンの印象を強く感じる。
もみゅもみゅが、その他食材のせん断応力高さを印象付けるような形。
「テールスープは大丈夫ですか?」聞かれる。さすが人気メニュー。
しかし今夜のムシマルには必要ないのじゃよ。
おいしかった。2,350円。
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ムシマルは一つ恥ずかしい失敗というかやらかしをしてしまう。
前右客が帰られ、新しく隣に座られた方が見慣れない麺類を食べられていた。
ナポリタンうどんみたいな、白っぽい太い麵がややピンクに染まっている感じ。
なんだそれ?っていう興味を拒めないムシマル。
初対面の隣の人に「ぶしつけにすいません、あの、それって裏メニューですか?」と聞いてみた。
すると面食らった顔を一瞬された男性はこう答えた。
「まかないです。自分はここの身内なんです」
まかないであった!
「私の旦那さんよ」とカウンターで働いていた女性が声を。
・・・・・・・・・なるほど。
常連だけの裏メニュー「ナポリタンうどん」みたいなもんがあるかと思ったら、まかないとはね!
隣にいるサラリマン風男性はただのお客さんかと思ったら、旦那さんとはね!
侮れない街だよ広島は。
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