ネコを見た。
その足で。
『甘味茶房さくらさく』へ。
2020年9月後半訪問。
時間は14時過ぎ、狙い撃つぜ、ロックオン!
甘味茶寮 さくらさく。
住所 | 高知市大原町109 |
TEL | 088-855-6655 |
営業時間 |
モーニング 8:30~10:45 |
定休日 | 火曜日(祝日の場合は水曜日) |
http://www.zukan.co.jp/2009data/cafe/sakurasaku/
時はまさに今いまイマ今!!
これが目当てだったのです。
14時~15時までの限定商品「あいどるせっと」。
そのレア度は、昼と夜との淡いゴールデンアワーと比肩するほどだったのじゃ。
なんせ15時半にお店は閉まる。
15時ギリギリに来ても堪能しきれないので、14時前半のほうが良い。かも。
とにもかくにも、注文は済んで落ち着く。
さてこの瞬間、安心しそうで緩みそう。
なんかの紐をぎゅっとせねばな。
店内は無音、ノーミュージックで茶房っぽいといえば良い。のーみゅーじっく、のーらいふ。
隣りのお客さんの。コロナ心配する会話が聞こえる。
「県外の人が休みにいっぱい来てねえ、心配やねえ」って。
そうやねえ、心でうなづく。
県外の人が来るのが不安というより、危機意識を共有できない人が近くに来られることにちょい抵抗を覚えてしまう。
のんびり待っていると、来た。
どん!あるいはでん!
どん!あるいはでん!
ムシマルはずっと思ってた。
たまにカフェでコーヒーと甘味をイートインしたい時間があるけれど、お値段がランチで日替り定食取るくらいかそれ以上にする・・・・って。
コーヒー1杯400円~500円クラス、ケーキ1つ400円前後。
さらにワッフルとかパンケーキとかパフェとかよりボリュームデザートやったらもう、もう、お昼を食べた後晩飯の前に取るのが厳しくなる。
セットで頼むと〇〇円引きとかはあるけれど、1,000円に近い金額しちゃいかねない時がある。
だから、旅したときとか、お昼を抜いた時(お昼代わり)とかばかりの、純粋おやつ目的じゃないカフェ利用になる。
でも、見てほしい。
ドリンク、ケーキ・和風の甘味・小倉サンド・プリン・シャーベット・サラダ・フルーツがついて600円!!!!!
魔境かここは!
ドリンク別とか、ドリンク付きでもケーキとプリンセットとかだけでも600円取られるに値するスペックな気がするのに。
小倉サンドともかく、サラダの位置づけがわからないな。
甘いものセットではなく、軽食の一つと位置付けているってことかしらん?
ロールケーキはモカ風味っぽい茶色。
森の小枝っぽいのが載ってるのはご愛敬。
そして、和の甘味とは何かと思ったらきなこわらび餅。
(メニューにはプチ甘味3種ってあったから、これは変わるやつっぽい)
ムシマルはわらび餅好きなので「当たり」だ、
和菓子の中では葛餅が涼やかで好き。
ねりきりも、ねりきりも好いの、でも大福のやらかさでフカフカしたいときもあるし、羊羹の漉し漉された味わいを舌で押しつぶすのたまらない。
和菓子の「水無月」とか「水仙」とか風雅な名前が付くのも好き。
作品、って感じがして。
アーティスティックを摂取する傲慢さ、といえばわかるか、わっかんねえだろうなあ。
なんだか鼻につく言い方になったことをお詫びいたします。
シャーベットもなんか二層だ。
では、バイト(かじる・bite)の時間だ。
シャーベットもなんか二層だ。
では、バイト(かじる・bite)の時間だ。
グレープフルーツから。サラダまで。
うん、舌がさわやかになり、唾液が出て胃酸が何もかもなんでん溶かすっど、ってな具合に仕上がった。
甘くないやつを片付けたことで、一気に甘味が籠城のようにひとところにまとまる。
落ち着け、次はコーヒーにミルクを入れて、なんか揺蕩ってる様を見つめる。
落ち着け、次はコーヒーにミルクを入れて、なんか揺蕩ってる様を見つめる。
よし落ち着きました。
シャーベットに。
桃と・・・・
なんだ、わからない、こう開放的な果物味。
シャーベットに。
桃と・・・・
なんだ、わからない、こう開放的な果物味。
ピアノの白鍵だけで弾ける曲みたいな。
甘酸っぱさがこころよい。
わらび餅が、一見サハラの大地みたいに平坦な茶色。
しかしこの茶色が、幾多の旅人の血を吸った砂漠の砂のように、十分な栄養をため込まれているということはあまり知られていない。
取り出すさまは、あれみたい。
運動会で、なんか粉の中の飴を探すやつ。
やったことがないので想像でしかない。
わらび餅は水風船みたいにやわらかい。
ああ、コーヒーより抹茶置いてほしい、緑茶でもいい。
紅茶はあるのにな、むーん。
ちゃんと甘やかだから苦みよりも清廉さでさっぱりさせたい。
隣では主婦友っぽい二人組が「コロナ怖いね」「感染した人は旅行で来たがやと」とかの悲しい話をされている。
もう悲しまないで。
もう悲しまないで。
わらび餅大好き。
プリン。
甘さ控えめ。
甘さ控えめ。
なめらかさとカスタードバニラの風味。
この上でスケートしたくなる危険な欲求。
量もそんなに多くないので、今回のつるっとしたもの食感を楽しむ枠です。
シンプルなの良い。
このとき時間が15時になり、オーダー終了ですが追加はありますか、見たいに聞かれる。
サンキュー、オーケーみたいな意味の言葉を日本語で言う。
『新任刑事(下)』古野まほろ著をニコニコしながら読んでいる。
この時間もあと30分で終わる。
さあ、いよいよサイズ的にもメイン、ロールケーキへ。
ふぁす。
フォークをナイフのようにあるいは斧のように振り落して分ける。
手応えは、外側に少し抵抗あり、しこうして内奥はふわっと進みいれる。
食べる、クリームの香りが素直に漂ってきて、思った通りのモカでうれしくて。
ちゃんとおいしい。
ロールケーキの、手がかかってるような単純なような感じ、好きにしかになれねえぜ。
また思う。
これで600円。お金の話ばっかりしていると思われると心外ですが、してしまう。
いや、ボリュームとコスパと企業努力の話をしているのやも!
ここまでは望まないけれど、1ドリンク+1甘味で500円ちょいくらいがもっと最頻値に近づきますように。
あとモーニングの時間帯でもこれを頼めたら私はちょいちょい行ってしまうぜ。朝から甘くていいムシマルは、この場を使ってどこかにお願いするんだぜ。
何食べても、甘いものが一つ選べるという恐ろしいところ「さくらさく」さん。
あとモーニングの時間帯でもこれを頼めたら私はちょいちょい行ってしまうぜ。朝から甘くていいムシマルは、この場を使ってどこかにお願いするんだぜ。
何食べても、甘いものが一つ選べるという恐ろしいところ「さくらさく」さん。
親子丼かなんか頼んでもついでに葛餅食べられる!
怖い、私は饅頭が怖い。緑茶が怖くて葛餅も怖い。
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