アジサイの咲く頃、
広島駅やや北に来た。
広島駅、の、北側に来ることあんまりない。
北側には、広島駅南側→マツダスタジアムへ続く『カープロード』→踏切を渡って広島駅北側という道筋で行きました。
で、その付近にアジサイを見たのだ。けっこう前の話である。
ああ、アジサイ好き。
でもあんまり広島の仮の家、賃貸の辺りにはない気がする。だからよかったなーと思いましたマル。
で、なんだか変なモニュメントに気づく。
戦後!?
ドラえもんに出てきそうな空き地の土管。
に少年とイヌ。
はだしのゲンっぽいようにも思える。
アジサイの咲く頃、こんな変なものを見るなんて。
どうやら戦後5年くらいで広島にプロ野球チームができるくらい復興したことを記念したものみたいで。
あ、この角度からだとスタジアムについている巨大ビジョンが見られるんだ。
野球中継とかもしてくれるんだろうかなあ?
そういうわけで寄り道を堪能して、
ムシマルは満足して目的の位置に座標することにする。
つっても、目的のお店、よく知らないのだ。
↓このお店に行きたい。
Re:牛牡蠣穴子
>ムシマルさん
コメントありがとうございます
いつもブログ読んでました(^^)
めっちゃうれしい(*^^*)
広島に転勤しちゃったんですか
知らなかったー(‥;)
高知に帰ってきたときは石松にぜひ(^^)
広島情報もおしえてくださいねー(≧▽≦)
あっ、ウチの泥酔党の広島支部の方のお母さんがやってるかばざわってお好み焼き屋さんが広島駅近くにあります
裏メニューのイカモチ
めちゃウマですよー(∀)
ゆるりん
2016-04-24 11:36:01
こちらは高知県のブロガーゆるりんさんの『つれづれ日記』に、
ムシマルがコメントした時のコメント返ししてくださったもの。
urlリンクはこちら。
そう、おススメ店を紹介してくださったのだ。
会いに行けるブロガー、ムシマルはお店に行く。
・・・・・・頑張って探すが見つからない。
住所なんかだけネットで事前に見ていたが、近いはずなのだがわからず。
諦めが支配しそうになり、その辺に座り崩れて嗚咽を上げて泣いてやろうかとそんなことを思った時、
(ここもお好み焼き屋さんなんだ
・・・・・・・「わ」)
わ。
かばさわ。
ここか?
確認すると、ここのようだった。
確認方法は秘密。
入る。
いっぱいだ。
いっぱいといっても鉄板が一つだけで、それを囲むように5人6人座ると満席という隠れ家の極みみたいなお店。
カウンターの奥には、このお家の住居リビング的スペースが見えている。
テレビがちらっとだけ見える。お客さんに見せるようでなく休憩時に観る用って感じなのが穴場感がある。
穴場だ。
かばさわ
定休日:木曜日
ほかのこと:あんまりわかっていない。
で、先のお客さんがもうちょっとで終わりそうなタイミングだったので後ろに座って待つことに。
マンガ本棚があり、ラズウェル何とかさんの『酒の細道』を読む。
10分後にはムシマルは注文できるタイミングになっている。
おススメを受けた『いかもち』ってやつにしよう。
「いかもちのそばでお願いします」
じゅー。
焼いてくれている。
達者なおばあさんが一人で切り盛り。
お好み村のおばあさんは元気でちゃきちゃきという感じだったが、
こちらのおばあさんは職人肌でしっかりという感じ。
おお、けっこう大きい量多め。
餅の分、かさ増しというか内部が膨らんだみたいな感じだ。
コショウと唐辛子かけていいですかね?
え、お、おおはい。
カツ節+青のりじゃないんだ。
完成した。
あ、広島らしく鉄板直食いに、小ベラでイート。よし。
その前に検分。こんな感じ。
よく焼けている、
そしてお好み焼きの常として、中に何が入っているか外側からの観点ではうかがえない。
鬼が出るか、蛇が出るか(たぶんお餅とイカ天が出るんだろう)
ぱく。
あ、すぱーくりんぐスパイシー。
香辛料をたくさん振りかけたために、ピリ辛なお味が舌に。
生地の食感は、もぐもぐという感じでいただける固さ。
へー。
もぐむ。
あ、三口めからもう、全然違う食感。
モチ。
(うわ、もうお餅。
ほかのところで餅入りお好み焼きいただいたこともありますが、そのときは偏っていたのかとびとびというか部分部分しか感じられなかった。
でもこっちはお餅すぐに行き当たった。餅の恩恵がすみずみに行き届いている。)
今回初めての来訪だからもちろん餅なしバージョンをいただいたことはないが、これはお餅あると(無いよりも)よい。
何が良いかということを説明すると長くなるが、
お好み焼きがお餅を呑み込んだその概念を、イートするマトリョーシカみたいな二重構造を楽しむ、といえば伝わりにくいか。
日本人の多く、引いてはムシマルが好きなもにゅもにゅとしたもっちりとしたやわらかい食感。
それをいただけている。
で。
イカ天もあるんです。
頼んだから当然か。
天婦羅のイメージでサクサクしたものを想像していたら、それは間違い。
ソースやお好み焼き蒸し作業の中で、衣ふやけて
これまた違うスタイルのモチモチ。
モチモチの二重構造、再びのマトリョーシカ。
別のお客さんが来られて、
別のお好み焼きを焼いている。
ムシマルはちょっとだけ焼ける模様を見ている。
マンガばかり見ていると目が悪くなってしまうと言われてしまうからな。
あれ、カツオ節をかけてる。
一番最初の生地を焼いた時にかけるのか。
おおおおおもしろい。
そして、お腹膨れる。
さすがお餅。
とか思いながら完食。
ヘラ使いが悪いから、最後の一口分を捕まえられない。
まだ残量があるときはそれ自体の重さで掬うことができたのだが、
もう親指で輪っかを作ったくらいの残り量になると
ブルドーザーのように下から掬い上げようとしてもひょいっと押し出されてしまう。
蝶を相手にしているようだ、あるいはモハメドアリを相手にしているようだ。
ヘラがもう一個か、行き止まりの壁でもあればいけるのに。
そういって何度も無駄なトライを繰り返す。
マタドールに翻弄される牛の気分。ウシマル。
あ。
鉄板際の溝(掃除用持ち上げ用の隙間かもしれない)のわずかな段差のおかげで
サルベージ成功。
最後の一口は格別のお味。
「どこから来られたんですか?」聞かれる。
「今は転勤で広島住みなんですが、春まで高知県にいました」とアンサー。
「高知! 四国からかねー」
「私の子供が高知県にハマって、何度もよく行くんです」みたいな話をしてくださる。
あ!その話、聞いてきたんです。
と思った!
けれど、上手に説明もできないし、逆に変な人と思われてしまうかもしれない。
ムシマルがその泥酔党(政治団体ではなく飲み会グループ)に入っているメンバーだったら実はこれこれこういうことでと言えた気もするが、
知っているブロガーさん(kuro子さん。といっても直接の面識はない)のコメント欄からのリンクで知った別のブロガーさん(=ゆるりんさん。泥酔党のメンバー)の返信コメントで知った同じ飲み会グループの方の肉親がされている店をおススメいただいたんです。
ってわからないかなと思って。
あ、ざっくり『その泥酔党のメンバーから教えていただいたんです、息子さんとは面識はありませんしメンバーでもないんですが』で良かったのか?
言えばよかったような気もするし、言わないことで変な感じにならずに済んでよかったような気もする。
お会計するときに。
お釣りの小銭を蚊取り線香入っていたスチールの容器から取り出されてこっそりほのぼのする。
なんかいいなー。
720円のお値段で、一番安いやつは450円とお値段がお求めやすい。
満腹感も加味したらコスパけっこう良いのではないか。
消化にはよさそうである。
お餅もいいけどお好み焼きもねっていう人には具とお餅が大きい『かばさわ』満足されるのではないか。
後日談。
ブログを書くためにゆるりんさんの『つれづれ日記』をチェックしていたら、
『裏メニューのイカモチ』は、お好み焼きのイカ天入りモチ入りバージョンではなかった。勘違いしていた。
こちらの記事に書いていらっしゃったんですが、お好み焼きではなくイカ天のモチ包み状態のようなものみたい!
裏メニューって言われている割に表示メニューにイカ入りモチ入りお好み焼きは普通に書いているから『隠れ人気の品、表に出た』?って勝手に解釈してしまっていたのだ。
ああ、あとビールもいただけるんですね。
あの時は自転車で行ったのでどっち道ムリでしたが、
あのピリ辛いのにビール、いいなー。
また行こう。
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