2016/9/30、ムシマルは職場呑みの亜流イベントを行いつつあった。
初めは職場の、高知県から広島に来た人と同郷呑みという予定であった。
ただ、高知から現職場に来ているのはムシマル込みで2名のみ。
3回くらいしていると、話題もそこそこ尽きる?
尽きてはいないのかもしれないが、新しい風として他郷人を呼ぶのも有りではないかということになる。
而して、適当にもしくは随意に参加者を一本釣りして合計7名の飲み会となる。
今回、お店チョイスはムシマルが何度か話題に挙げている呑みスキルに優れた後輩Kさん。
お店は「広島HOP'S」。
※外観撮影は別日に行いました。
https://www.hotpepper.jp/strJ001134512/
月~土、祝前日: 17:00~23:30 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:00)
定休日:日、祝日
広島県広島市中区大手町2-8-1 NHKビル近く
スタートは19時半。
これは月末には末日の追加仕事があるのを考慮したKさんの選択。
助かる。ムシマルは自分の食べることだけしか考えていないから。
ムシマルと+2名は無事に7:27到着。
その後、なんやかんやで20分後くらいに全員揃う。
注文!
乾杯。
お通しであるところの「アンチョビ枝豆」。
無限におかわりができるとかできないとか。
「けっこうなガーリックの香りですね」「明日まだ仕事なんですけど、大丈夫かなー」そんな声。
(ごめん、ムシマルは休みなんだ)
誰とも会う予定なく、何にも左右されないムシマルは平気の平左。
こちらの店は屋号にホップ、ビールに必須な構成要素の名を関しているだけあって、ビール種類が豊富。
エールに黒ビールに伊勢志摩サミットで供された(オバマ大統領他首脳陣が飲んだってことか!)「何とかの夢」やいろいろチョイスできるビールなど各種。
ムシマルは黒ビール。
コーヒー好きなせいか、焙煎っぽい焦がした香りに何かが増進してしまうのでした。
今さらながら、今夜のご機嫌なメンバー紹介。
ムシマル、後輩Kさん(高知つながり)。
T上司、新人な後輩Kくん(別人)、同僚Uさん(香川県つながり)、
Hさん(山口県、同じ課の先輩さん)、
新人Yさん(Uさんと同じ課、広島県出身)。
という7名。
・・・・・・・・・・・・・・・・・高知県集まりで始まった会ではあるが、蓋を開けてみると香川民の方が多い。
この時点でそういうあれはどこかファジー。
お店には肉料理が多いなー、さすがお肉大好きKさんとか思っていると。
「ソーセージ盛り合わせ」登場しかし・・・・・・!!。
お店の人がテーブルに置く際にソーセージをこぼしてしまう。
こぼすというかソーセージ丸っこいからまな板みたいな平べったい容器だとちょっとの角度で転がってしまう。
お髭の店員さんがナイフとフォークでテーブルに転がったソーセージを戻す。
で、去っていく。
えええええええ!!!
いや、去るのか!
確かに床に落ちたわけではないからまあ大きな問題はないと思います。
でも、でもなー。
「すみません新しいものと取り換えましょうか?」「いいえそれには及びません大丈夫です」みたいなやり取り意思確認があってからのOKと思うんですが・・・・・。
気を取り直してソーセージをYさんが切ってくださる。
ムシマルたちのところにも回ってきた。
ぱくり。
良い。機嫌は割とカンタンに治る。そもそもびっくりしただけであった。
肉料理ばっかりだからサラダ!っていうどなたかの意見。
「焼きシーザーサラダ」
うわ、ほんとに焼くというかあぶるというか、サラダに焦げ目 。
なかなか前衛的だ。
香ばしさ方面に改善されたけれど、おいしくなったかはよくわからない。
誰かが、そう、思い当たる節はあるが誰かが頼んだ1ポンドステーキ。やったぜ。
こちらもガーリックチップがちくたくと入っている。
「1ポンドってどれくらいなんでしょうね?」
ムシマル「500g弱だった気がするよ」
「じゃあこれを一人で食べたら0.5kg太っちゃうんですねー」
その通り!
しかしこちらはみんなでシェア、一人2切れくらいだから大事には至らない。
ぱくり。
うむ、おいしい。
どこか懐かしい、ビフテキって言ってた時代の残滓を持っている。がっつり系だ。
そしてソースやガーリックチップに胡椒スパイスなどがぐいぐい利いていて引き込むようにお酒を誘う。
ローレライみたいなステーキ。遠くからでも肉に迷い込みそうである。
(ステーキはお肉業界ではやはり別格、ベッカムくらいのスター・・・)
肉の饗宴は終わらない。「ん」が付いても終わらないしりとりのように。
意外、こちらのお店なんかオシャレだから焼き串があるとは思っていなかった。しかしあるのだ焼串。
焼き鳥盛り合わせ。
砂肝をムシマルはチョイス。
こちらは結構な肉の詰まり具合ではないか。
ぎゅむぎゅむといい弾む歯ごたえ。
どかかんとドカ雪のように降り積もる旨み。
下手な焼き鳥屋さんよりも惜しみなく焼き鳥している。
肉。
そして酒。
2杯目は「香るエール」。
エールビールだ。
ぶぐびぐび。
うん、爽やか。
香るっているけれど風味だけで言えば黒いやつのほうがなんぼか強かったな。
こちらは飲みやすいです。
で、酒なんですが、
自分がたくさん注がれる分には(弱いけど)酒好きだし「素面でいるという贅沢は呑みの後に取っておこう」くらいの人種なんでいいんだけれど、
お酒弱い人に強い人が強引に呑ます構図は・・・・・・・『孤独のグルメ』2巻の一場面みたいな感じでアームロックからぶん投げてやりたくなるものです。
注意はしたけどぶん投げませんでした。
「ニンニク焼き」をどなたかが注文。ガーリック屋さんかな?ってくらいにニンニク料理が並んでしまう。
これには明日仕事の2名も、あきらめムードというか開き直りモードというか。
「マスクをして仕事」などの善後策を講じたりもされていたようである。
ぜひ元気を出してほしいものである(ニンニクを食べて)。
気にしないで食べていいサイドのムシマルは優越感と引け目を同時に感じながらいただく。
ほくほくのニンニク粒ってあんまり食べる機会ないけれどイモっぽい食感がニンニク臭マシマシで香ばしさほくほく。
はー。
チーズポキテ。ポチキ?ポクチ?なんだかそんなような名前。
色合いだけでおいしいだろうビールに合うだろうと感じる。
ただ、これは食べ逃す。
やはりオシャレ店なのか、ところどころ英字新聞みたいなやつで包装というか敷き紙している。
食べ終えたアンチョビ枝豆はおかわり自由という無限の産物なのでおかわりされる。
まだ食べていい、っていうからムシマルは「燻製盛り合わせ」を注文。
肉ばかりだからお魚も、という声が上がるが「本日のお魚」は秋刀魚で、塩焼きは分けにくいよねーって話で何となく立ち消えてしまう。
そして来た燻製。
燻製盛り。
思ってたのと違う!
チーズとか魚とか野菜とか肉とか、そういう盛り合わせをイメージしていたが
意外!肉一色ピンク色。
もぐもぐ。おいしいけど、悔しいけど。
予想と違うからと言っておいしさは全く裏切らない。
後輩Kくんの弟さんが燻製にハマられている話を聞き、燻製ハマっているのはムシマルだけでないのだと胸をそっと撫で下ろす。
さらに、肉。ミート君も悪魔将軍もびっくりの肉争奪戦ぷり。
「チューリップ唐揚げ」
「チューリップってお花を唐揚げにするのかしら」とメルヒェンな発言も飛び出すが、お肉手羽元。
なんかこう、形が似ているのである。
(チューリップよりスレッジハンマーに似ているように感じるが、チューリップのほうが語感がかわいらしい)
ムシマルは3杯目の瓶ビール。
ラッパ飲みしていたら「ワイルドですね」と後輩Kくんに言っていただく。
わーいわいるどだろぉ。古い。
とにかく明るい人とワイルドな人をムシマルはなんとなくごっちゃにしていることに気づく。
ピザ。
しかし、おしゃれな店って結構この容器(まな板に持ち手がついているというか巨大なワサビおろし型というか)多いですな。
ピザはパリってしている。何味かちゃんと知らないけれどテリヤキっぽいジャポナイズされた旨さ。
おいしかった。
7人合計で2万数千円。
上司の方に多めに出していただいたこともあり、なんだかお得な気がしました。
雨も止んでいる。うれしいね。
次回は晩秋か冬。開催できたらよろしいですね。
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