ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

キャナリィロウのディナータイム(前篇)はがっしりバイキング。

2018年01月18日 20時34分43秒 | 広島のバイキング・食べ放題

 

 

GO!

 


キャナリィ・ロウ広島ボートパーク店

住所:〒730-0826 広島県広島市中区南吉島1−1

営業時間:11:00-22:00

電話:050-5834-5665

前回記事:http://blog.goo.ne.jp/mushimaruhiroshima/e/03002e3d9a1be37aa31369b59d9ca78c


 

 

 

混んでいる、カップルばかりってわけでもない。

夜景がおシャンなところやさかい、カップル(死後で言えばアベック)が多いかと推察していたがご年輩世代グループもいればお子連れのヤング核家族も。

 

(社会の縮図だ!

 ・・・・・・・・・・いろんな年代の方々がいらっしゃるただその一点においての比喩であるが)

 

しかしムシマルはもともと一点突破のブロガー。

 

満席だったのでちょっと待って、でも数分程度で入れる。

 

どうしようか、メニュー。

お得さを求めるなら、高いパスタより安いパスタ。

400円くらいの差があったような気がする。

 

しかし、ムシマルは秋のパスタが食べたい・・・・・・・!

 

 

っていうことで1ターンめ。

 

ああ、ごうか。

地獄の豪華さにやかれて思わずオペラ座の怪人もご満悦、みたいな感じである。

 

いや唐揚げがある、お魚がある、タンパク質。

マカロニ状のパスタある、

 

 

 

サーモンマリネ・・・・おいしい。酸味はピピッとしている。先に酢、あとからサーモン。

 

からあげ・・・・・・・・・・・・・・・・よしよしいい歯ごたえ。

 

オリーブもある。

地中海的おシャンだ。

 

ああ、ワインかなあワインもいいなあ。自転車で来ちゃったけど自転車ついて(押して)帰ればいいんだからなあ。

迷って保留。

 右から唐揚げ、シイタケ、サラダ、イワシ南蛮漬けみたいなの。

 

まずはシイタケが気になる・・・・・・・・シイタケ、もぐ。

あ、にんにくをきかいちゅう。

 

あらヤダこれお酒のあてになっちゃうじゃないかしら。

シイタケの甘みにニンニク風味が、うまく型に嵌めてくる感じ。

 

 

シイタケの次には唐揚げ。

ガッツリアゲアゲしたのか、色が濃い。

南で揚がった唐揚げかもしれない。

 

がっしりと歯応えのある唐揚げ。

前回は、ランチタイムは食べ放題コーナーにお肉なかったから、ただただうれしい)

 

 

 

2ターンめに行こうとしたら、スタッフさんにお皿を回収される、

「どうぞ新しいお皿でおとりくださーい」親切。

 

スタッフさんはあとなんだっけ、

「お腹いっぱい食べてくださーい」だったか「取り放題ですので遠慮なくー」だったか「なんでもお取り下さーい」だったか、

詳細は忘れたがとにかくいっぱい取っていっぱい食べていいのさ、っていう優しさのセリフを頻回にのたまわられていた。

 

すごいぞ、あんまりそこまで行ってくれない気がするバイキング。

 

 

2ターンめ。

サーモンの安定感は、欠かせないかな一回は。

タマネギもマリネっていて切るだけで泣いてしまうような涙シンドロームが逓減しているのも魅力(生タマネギが苦手)。

 

しかし、これ美的センスを問われるな。

盛り技術。

 

この赤いのがあるから、隣は赤くないのが良くて・・・・・・・・・・・・・・・でもこれを今すぐ食べたい。

 

 

温かいものがほしい、俺は熱量がほしい。

スープコーナー、今日はコーンスープ。

 

不満を言うなら、コーンスープの容器カップはもっと広いのがいいな。もっと飲みたいから。

 

ああうつくしくなくなった。美的センスがほしい。

パスタっぽいものと、黒い飯と、サーモンマリネ再び。

 

炒め飯か炊き込み飯系はランチバイキングにもありました、

今回はイカ墨飯か。

 

 

 

イカ墨飯は、そんなにムシマルは好みではなかった。

現場というか本場の方っぽい味かもしれない。

 

 


次のターンは・・・

 

こういうの。


地中海っぽくなってまいりました。

 

 


 パスタ、来襲


 

 

 

「エビのフリットとキノコのクリームソース」なパスタ。

生パスタらしい。

京都府の大黒本シメジを贅沢に使ったらしい。

 

シメジは好きだ。京都も好きなんだ。

 

 

するりと、颯爽といただいてみる。


美味しいよりもボーノと言いたい夜が来た。


弾き加減とモッチリ具合がムシマル殺し。

味つけはじっとりと、地中海にしては珍しくにじみ出そうな旨み。


 

 おイモとサーモンとエンドウとエビ。

ムシマルは海老をぱりぱりと殻ごと噛み砕く。

ムシマルにとって、エビを食べるということは殻を噛み砕くってことだ嘘だ。

 

 

 クリームパスタにサーモンを勝手に足していただく。

秋の気配がオフコースしてしまう。

 

 

 

前篇とあるから、至極当然のごとく、後編に続く。

 

もしよろしく思われましたら、下の変なカツオマスクにクリックよろしくお願いします。

クリックいただけるとムシマルが喜びます。

 

 

広島ブログも参加しました。

広島ブログ

 

 

 

 

 

まとめ

〇昼よりは、だいぶディナーがお得(変更点:ケーキ食べ放題、大皿コーナーに肉魚あり)。

〇声かけやお皿交換回収が積極的で好感が持てます。

〇デザートがふるっている。パティシエがいるらしいのですが、できる方と想像でお見受けしました。

 

 

 


「博多ぶあいそ 別邸」のランチバイキングはコスパで選べる

2018年01月17日 20時00分24秒 | 広島のバイキング・食べ放題

「博多ぶあいそ別邸」へ。

ここはランチビュッフェ、いやさブッフェのいい感じの店舗だという情報を得る。

場所は広島駅北口すぐ。

 

 店内。夜はオサレ居酒屋っぽいところだからなのか、

酒瓶いっぱい夢いっぱいという雰囲気。

いい感じの雑然さ。

 


博多ぶあいそ 別邸 広島駅北口店


住所:広島県広島市東区若草町12-1 アクティブインターシティ 101、102 JR「広島駅北口」から徒歩1分/広島電鉄「広島駅」から徒歩3分

営業時間:月~金、祝前日: 11:30~15:00 (料理L.O. 14:00 ドリンクL.O. 14:00)
  17:00~翌1:00 (料理L.O. 翌0:00 ドリンクL.O. 翌0:00)
  土、日、祝日: 11:30~15:00 (料理L.O. 14:00 ドリンクL.O. 14:00)
  16:00~翌1:00 (料理L.O. 翌0:00 ドリンクL.O. 翌0:00)
定休日:1月1日

https://www.hotpepper.jp/strJ000980782/appearance/

 


 

スタートゥ。

 パスタがある、ふふふまあパスタは女性受けもいいし原価も安いからwin-win的な客と店の関係である。

 

アーリオ・オーリオだ、響きがかっちょいいやつ。

 

唐揚げといった定番というか人気の品物に、筑前煮やら煮物な日本料理と全年齢推奨できる感じ。

 

 パスタ焼きそば唐揚げサラダ。

オクラ有りなのがうれしい。

一人暮らしで買ったことないのです。

ねば~る君なき、なきじゃなかったけれどだいぶゆるキャラ人気落ち着いた今、オクラの粘りは貴重なのだ。

むーん、なかなかいける。

 

 

ムシマルはよっぽどオクラが恋しかったのか、オクラだけ接写してしまったりしている。

1ターン目は完食。

こっからだ、こっからこっから、しまっていこう!

 

サラダコーナー。

落ち着く、早いうちにこれを摂取していればファーストサラダ、ベジファースト達成できそう。

ナスがある。

 

主菜っぽいコーナー。

つくねっぽいものやらグラタンっぽいものやら多彩。

チャーハンもある。

屋号に「博多」ってついているから何か博多特色があるのかと思ったけれど、とんこつ臭がすごいわけでもなくモツが鍋やらその他のなにかでぐいぐいきているわけでもない。なかった。

 

なるほど、地域色はそんなにない、純粋ないい感じのバイキングだとそう思えと。

 

2ターン目。

茄子の煮びたし、ポテトサラダ、チャーハン、チキン揚げ物、シュウマイ、ビーンズという攻めムシマル。

 

 ああ、お皿の映り込みがあまり美しくないかも。すいません。

ナス好きもであるムシマル、ひたひたとナスの旨みを口の中で抽出する。

 

2ターン目も終わる。

そういえばここ、照明がスポットライトっぽいというか暗部と明部がくっきり的なのです。

 

次、ちょっとお鍋コーナーみたいなところを。

なんだろう、たしか料理名書いてあったと思うんですが、刹那で忘れちゃった。

ブイヤベースっぽいなにか?

 

 ピザ、ピザ、ブイヤベースという3ターン目。地中海からの風が吹いたような。

ピザも一種類でなく、いくつかありました、なんか甘いハチミツ入りのピザもあったような。

ピザ生地はパリパリの薄めのやつ、イタリア風といえばそうなのか。

 

イタリア人なら騙せたかそれとも何も騙していないのかわかりませんが、ムシマルにとってはイタリア生まれの帰国子女ピザと謳われても素直に騙される。

ムシマルは赤子の手をつねるくらいちょろいのです。

 

 

ブイヤベースに推移。

すい。

あ、まっすぐな塩気。っていってもすごく濃いわけではなくなんか引き立った味わい。

トマトか。トマトだ。

貝類によって深くなった潮味に、トマト。

塩化ナトリウム有する塩と、トマトの持つカリウムの相乗効果。

『鉄鍋のジャン』で読んだ相乗効果だ。

相乗効果でよくなろうとしている。

 


 

 

カレー!黒カレーをいただくのです。

どうやら復活したらしい。ロッキーくらいの復活劇かもしれず。

 

 

炭水化物を抑えるために、カレーのみでライスなし。

あ、好きなやつの味だ。

スパイス適度、辛さもきつくないけれど十分、むほほと鼻から息が出そう。

 

 

 

輝くように完食。

 

 

せっかく我慢したのに、炭水化物がほしくなる。焼きそばとチャーハン。

夢をみるように、好きなもの二つだ。

 

 

次。

ここは焼けるんです。それも自動で。

ワッフルを置くと、ベルトコンベヤー的に流れていく。

ちょうどいい焼き味になって戻ってくるって寸法よ。

 

ぽろりん。

落下の勢いを利用して、スキーヤーのように滑り戻ってくる。

 

ちょいカリカリの、風味の良さ。

 

ここからの私は、甘いものに移る。割と以前から目移りしていたのだ。

 

 

 

甘いもの、ケーキは思っていたよりもある。

ケーキ系だけで10弱くらいあるかもしれない。

生地はちょっと固めというか水分少なめだったかも。

 

 

デザートはワッフルはじめ各種取る。

 

当然、2ターンめ。

シュークリームに抹茶タルトにココナッツケーキ。

ムシマルはココナッツ好きの極北だから、気に入った。

ココナッツを食ってやるぜ、ってなった。

 

 

博多なんとかなんですが、カープ大好きっぽい入り口でした。

 

これでお会計は1,000円。

 

博多別邸バイキングまとめ

・たくさん種類があって1,000円。コスパというか種類あたりの金額はナンバー1クラス。

・サラダから肉系まで、多様。

・わりと女性も多かったです。学生とかも。手ごろ感があるのかしら。

・駅から近いので、帰るのも便がいい。

 

あとは季節ごとのバリエーションとか、いろんな変化があったらさいつよですね。

 

 

もしよろしく思われましたら、下の変なカツオマスクにクリックよろしくお願いします。

クリックいただけるとムシマルが喜びます。

 

 

広島ブログも参加しました。

広島ブログ


葉っぱ短歌

2018年01月15日 21時57分36秒 | 短歌

 

久方ぶりに、短歌コーナー。

『葉』の付く短歌を適当に特集します。特集して、読感も適当に書き綴りいたします。

 

 

 


 

庭の草むしりを終えた  「根絶やし」はドラクエⅣで覚えた言葉(仁尾智)

ひと短歌に「草」「根」「葉」が入っていて木属性のフルコース。

ムシマル世代、ドラクエⅣリアルタイム世代だとすぐピンと来る、ああたぶんデスピサロが人間を憎んでいったんだろうなみたいな共感。

そういうフッとしたことが、関係なさげな草むしり時に出てくるのがありそうでなさそう、っていうか自分には書けない。

統一感と飛躍が両方あって、好き。




 



葉桜を君と見にいく やさしさは上手に怒れる人にまかせて

宇都宮敦 2009/4/17「四月の連作」 はるのうた

花見じゃなくて葉桜を見に行くのが良いですね。

下の句が上の句と全然つながっていない感じもいい。

「やさしさは上手に怒れる人にまかせて」、自分自身はどうされるのか?

ムシマルは『葉桜の季節に君を想うということ』 (文春文庫) | 歌野 晶午が好きなのでなんか葉桜の時節感が好き。



おんなじ連作の『ぼろきれと見まちがえちゃった野良猫がぼろきれみたいなまんまかわいい』『いくらでも寝れる気がして 誰? とおく洗濯機をまわしてるのは誰?』も、全部呑気な不安があって可愛ゆス。


 




ゆうだちのたびにゆたかになってゆく若葉のしたの花びら地蔵

笹井宏之

「花びら地蔵」って、なに?ゆたかになるってどういうこと?みたいな疑問は浮かぶけど、不思議になんとなく映像というかイメージが湧く。

植物っぽいから水を受けて成長するっていうのがなんとなく理にかなっている気がするのだ。

〇〇に〇〇に・・・・〇〇の〇〇の・・・・っていう接続詞の重ね方もなんか植物っぽく説得力が増すのだ。




 


 

笹の葉にじかに願いを書いちゃって あの日ぼくらは最強だった
虫武一俊

 

 

「最強」っていうところにテンションの盛り上がりというか感じます。

 〝笹に書けるんなら、短冊いらなくね、俺賢くね?”みたいな頭悪い頭の良さがありそうですごく情感がある。

 

 



 

腐葉土のように雨の匂いをさせながらしみじみという好きってどんな

 

(北海道 琴平 葉一さん)

 

 歌会たかまがはら6月号採用歌お題「雨」

 

 葉っぱの『葉』で探しているとこんなワード”腐葉土”でも短歌出てきました。

そう言えば土属性と木属性は分けられたりもするけど、どっちか一個にまとめられてるときもあるよなRPGとかで。

 

修飾語というか比喩の積み重ねがあってなにか言いたいことがわかるんだかよくわかんないんだかふわっとした感じが腐葉土っぽくていいと思います。どんなか「わかんなさ」が出てるいっぱい出てる。

 

 

 

 



伝わった手ごたえもなく言の葉を集めて燃やすような告白


一番身近な葉っぱは「言葉」な気がします、今日この頃です。

葉っぱだから、燃える。

「火」属性なのに、

燃え上がるような告白でもなく、炎上するような激しさもなく、なんか敗戦処理みたいな淡々さがあって言葉の使い方にぞくっとします。


 


 


 

きみに告ぐ泳ぐかに枝離れたる一葉のごとき笑顔をつくれ「正岡豊」 

 「花のような笑顔」ってはよく言われますが、葉っぱみたいな笑顔を作れっていうのは新しいです。レアです。

それも「きみに告ぐ」からはじまって必要以上に形式的。

どういうあれかはわからないけれど、満開の笑顔じゃないことだけわかる。




 



紅葉が和菓子みたいでおいしそうってそれはまったく逆なんだよきみ(きょうこ・女・33歳)

『短歌ください 君の抜け殻篇』 穂村弘 株式会社KADOKAWA 2016年

 

途中までは普通のあるある感のある言葉、だからか最後の「~なんだよきみ」の偉そうさが際立つ。

「もみじ饅頭」を先に知って後から本物の紅葉を見たと思料されて、おいおいそんなわけあるかって感じの逆転現象は聞いていて面白いす。



 

 

以上、葉っぱ短歌でした。

 

 

もしよろしく思われましたら、下の変なカツオマスクにクリックよろしくお願いします。

クリックいただけるとムシマルが喜びます。

 

 

広島ブログも参加しました。

広島ブログ

 

 



しまなみ海道自転車バイシクル④帰るまでがしまなみです。夜しまなみ海道は心細い。『週末のフール』

2018年01月15日 07時57分34秒 | 広島県名所

時刻は16時過ぎ。

(やべえ、冬だから地軸の影響で途中で絶対真っ暗になる)

もうあと1時間ちょいで暗くなるんじゃないか。

 

うりゃっと漕いで行って、40分くらいで最初の島を超える。

向島→

ああ、怖くなってきた。

暗いから想像力が蓋しても蓋してもむくむくと出てくるのかしら。

なんか橋の上揺れてない?崩壊の序曲ない?って怖くなる。

 

時間はやっぱり過ぎていく。

17時過ぎに、外人さん二人組のチャリダーとすれ違って以来、ぱったりと自転車乗りを見なくなる。寒い。


1時間で、因島を半ば。

 

1時間20分くらいで2つ目の島を抜ける。良いペース。

もう真っ暗なんですけど。

月はキレイ。

ムーンがビューテフル。

たぶん、行きよりも1.35倍は早く帰っている。

お月さまはムシマルとオルディナ号を照らしてくれる。

 

 

途中、生口島だったか、そこでショーアップしているお家を見かける。

夜にチャリチャリしていなければ気づけなかったな。

 

次に、商店街みたいなところを通ってみる。

居酒屋さんがあったりスナック的なところがあったり、

島にも、ムシマルの知らない島にも知ったような雰囲気の景色があるのだな。

 

もう、真っ暗すぎてなんだかなんだかわからない。

19時過ぎに大三島に、道の駅に戻る。

 何にもわからない、かな。

ムシマルとオルディナ号とダブルピースしている構図なのであるが。

 

38kmくらいを3時間で。時速13kmくらい。

脚がガクガクデスヨ。

 

 

もしよろしく思われましたら、下の変なカツオマスクにクリックよろしくお願いします。

クリックいただけるとムシマルが喜びます。

 

 

広島ブログも参加しました。

広島ブログ


しまなみ海道自転車バイシクル③向島まで来たらもうすぐ!途中の『SHima-sa』カフェで休め。『女子力ピエロ』もしくは『チャリリン生活』

2018年01月14日 11時32分01秒 | 広島県名所

大久野島~大三島へと渡っている途上の写真があったので紹介いたします。

 

大三島より。雲がX。エーックスッッ!!

 

テンション上がりましたので、続き。

因島から、いよいよ向島まで。

この頃(2017/12)は紅葉していた。



尾道!尾道まで。

 

期間中なのか常になのかわからないけれど、各島の島渡り橋付近には交通監視員がいらっしゃる。

ムシマルが道を違えそうだったときに、「この青いラインに沿って進むと尾道ですよ」と教えてもらう。

 

そうだったんだ!

暦の上ではセプテンバー!ではなくて、地図の上ではもう尾道市!

しまなみ海道は海道っていうから当然のごとくだいたい海が近いけれど、

揺蕩い感があってよいですな。

 

尾道までラストアイランド、もうすぐゴールって気分のせいかもしれないけれど、今このときが一番走りよい。

 

陽射しが涼しさを凌駕している、ケイデンス高くチャリを回し、熱気が寒気といいバランス。

 

おお、尾道マンホール!・・・・・・・・マンホールじゃないや、なんだっけ消火栓。

島々がある、しまなみ海道の橋かかっている島以外にも幾十幾百の島があるんだ。

外人さんが笑いながら追い抜いていく。

HAHAHAHA!って感じか。

 

途中ミカンやさんというかミカン街頭販売をされているのを見る、通り過ぎる。

 

1軒オシャレなカフェ、1軒なんかレンガお家を見かける。

なんか呑気な島っぽく見えてしまなみの新しい風をちゃんと帆にしている感がある。

 

時刻は15時。

朝いっぱい食べた勢いで、昼飯抜きで走ってきた。

暗くなる前に帰りたいという思いで。

 

しかし、だいぶお腹減ったのとしまなみ海道で一軒くらいグルメしたいのと脚を休ませたいのと、それで、それでどこかに何かないかと思ったんだ。

なかったら向島に降りて間もなくあったカフェに帰りに寄るか、でもカフェって割と早く閉まるからな―16時とか。

 

!カフェ発見。



『Shima-sa』というお店のようである。

なんというか、店構え自体は自然体というか古民家を改装したりはしていない、元コンビニとかクリーニング屋さんくらいの店広さ。

 

入ろう、しまなみバーガー食べたい。

 


しまなみバーガーカフェ【SHIMA-SA(シマーサ)】

【定休日】月・水
【営業時間】11:00~17:00

〒722-0073 広島県尾道市向島11613-2 

電話:090-2094-1852

http://shima-sa.com/


 

入ると、おかあさん的年代の方がおひとりで切り盛り。


しまなみバーガーください!

「すいませんバーガーは売り切れなんですよ」

ええ!!

 

SOLDが、OUTしている。

伯方の塩バーガーも売り切れという。

(バンズがないのかしら?)

 

ううう、じゃあじゃじゃ残った食べ物メニューとしては、

カレーと肉巻きおにぎり。

 

朝バイキングで食べてしまったカレー、

カフェっぽくない感じの肉巻きおにぎり、

どちらもその時の気分としてはピンと来てない。

 

ハンバーガーを食べたい口になっていたから、パンっぽいもの・・・・・・・「特製バニラフレンチトースト』800円を!

あと、『しまなみサイダー』400円を。

 



内装はオシャレ、古民家カフェ的ではなくモデルルームっぽい。フローリングとか家具の実用性よりモダンさ押しっぽさとか。

 

待つ。

 

先にしまなみサイダーが来る。

青い、というよりは碧いという色感。

 

おかあさんが持ってこられたときに、「よくかき混ぜてね」だったか「底にたまってるのを混ぜてね」か、そういったアドバイスをされる。

 

ん、そこに黄色いものが、レモンか。

 

おかあさんのいうことを聞かずに試しに混ぜずに飲んでみる。

ん、上部は甘くない。そこは甘ったるんたるん。

 

なんだろう、この上部の味。

駄菓子屋での味だろうか、どっかで似た味の記憶がある。

人工的である、人工的って言葉はなんとなく温かみを感じない御仁もいらっしゃるだろうが

まちがいなくヒトの手を経ているという意味だ。

 

バランスを自分で調整する甘味、柑橘、完飲しそう。 
がしゃがしゃとストローを回すのもなんとなく楽し。

 

層に流離されたサイダーの、混合層というか真ん中くらいもまた味が混ざって違う味になっている。

 

がしゃがしゃ。

 

よく混ぜるとレモンが清涼感を与えて、全体にはスルッとサイバーな、あとひかない甘み。

 

 

こころまちにするフレンチトースト。

ところがそれが来たのは30分後であった。

 

お客さんがいた(テイクアウト待ちっぽい・チャリ観光客じゃなく地元の人っぽかった)のと、フレンチトーストは多少時間がかかる料理・・・・理解できる。

お店の方も時間かかる的発言をされていた。

 

しかし30分かー。

・・・・・・・・・ちょっと予定が狂ってきた。

 

15:40。尾道まであと数キロっぽい表示ではあったけどそこまで2、30分で16時くらい。

12時出発で16時到着だと片道4時間!?いやいやジャンプ読んだのと道間違えたのとこのカフェ休憩をのければ3時間弱?

でも体力や脚の疲労や夜道になっておっかなびっくりになりそうなことを考えたら+半時間とか一時間考慮すべき?

 

やばい時間が読めない。

 

でも頑張っても19時くらいにはなっちゃいそうだなーっていうのが一番現実的予測。

とりあえず、閑話休題。

 

フレンチトースト。




厚さがある、1㎝半はあろうか高さに、黄色いラインが迷路のようだ。

熱さがある、中央のアイスがバニラが、滔々と溶けてて海路のようだ。

 

そんなときにもサイダーの甘くない部分がしゅわしゅわいってる。


ふわっとあまい。

(素でふわっとしているこのスポンジ弾力、いまからこれをこの弾力を湿らせる)

ハニーなハチミツをとろーりとろり。

ひとかけがふたかけ、ふたかけがみかけ、みかけが四かけとなります、あとはみなさんでお数えください。

 

たらして、トーストをかじる。ハチミツで湿らせたのに何てこと、まだあたたかい。

まだ遠くには行っていないお味。

 

手の届くところに転がっていた味が、でもどうしようおいしい。



破廉恥なくらいフレンチ。

 

糖分が脳内と及び全身に拡がっていく。

いまムシマルは癒されている。

 

50分くらいかけての休憩が、

ムシマルに活力を生んだ!

 

行くぜ、俺はやるぜ的な。

ちょっと思ったよりも長いこと休息したことはパチンコというかスリングショットでギリギリと引っ張っている停滞状態のようだ。

停滞ではない充填だ。

 

GO!

その前にトイレ貸してください。

 

トイレはオシャレ店内にはなくて少し離れたところにある古いスタイルトイレでした。

次回来たらバーガーを食べよう。1,200円お会計、は既に済んでいたので挨拶をして出る。

 

出たら方向感覚がわかんなくなってる。

えーと尾道、こっちか!

 

そっから20分30分で。

途中、「あ、知ってる気のする場所だ。デジャヴかな?」というところに出る。

デジャヴでもデジャブでもなかった。

 

前に、来てた。知ってる場所だ。

ムシマル過去記事で婚活ブロガーはるさん夫妻と来てたんだ(http://blog.goo.ne.jp/mushimaruhiroshima/e/ecd0e500db0107373feb1f3b9c24df1d過去記事リンクあり)

知らない場所から、見知った場所まで来ることは旅路の果て感があって、良い。


辿り着いた。あとは渡船に乗るだけで尾道だ。

いやもう目視で坂の町三部作。

ここでいいやここのへりがムシマルのゴールだ。


学生や観光客を乗せた渡船がちょうどポンポンと出ていくのを見送る。


復路開始まであと2分。

 

もしよろしく思われましたら、下の変なカツオマスクにクリックよろしくお願いします。

クリックいただけるとムシマルが喜びます。

 

 

広島ブログも参加しました。

広島ブログ