＜ 泣く子と ＞
「泣く子と地頭には勝てぬ」的な消費増税。
ただ、勘違いしている向きもあるようなので、確認。
この１０％までに増やすのを決めたのは、以前の政権与党だった旧民主党時代。当時は「野田政権」。この増税は国会を通した、つまり成立している法案なので自民党が与党になっても実施しなければならない。
例外的に減税したり、消費税そのものを無しにするなら、廃案を提出しなければならないのですが、そういう運びにはならなかった。日本は法治国家なので可決した法案は粛々と施行しなけれなりません。どこぞの独裁国家や人治国家とは違うのです。
なので、今般の消費増税について糾弾するのを、自民党や「安倍政権」に向けるのはお門違い。張本人は当時の政権運営責任者、千葉選挙区から当選した「野田」さんという訳。時限爆弾を仕掛けたようなもの。
先回の台風で東京の隣、東京湾を挟んで相向かいの千葉県での停電が異様に長期化し、文明生活から隔絶されたのは霊的な実相からいうと、消費増税に対して多くの国民が持つ不満の裏返し。野田さんの謝罪があれば様子は変わっていたかも。
消費税そのものは、庶民の負担が大変なのは勿論、調べると意外にも「富裕層」に痛手の効果があり、税の公平負担の考えからすると、まるっきり意味がないものでもない。これまでの期間で海外に資産を移動してきたようですが、最近の法改正でそれも厳しくなってきたとか。
政治的な良し悪しを決めたり、糾弾するブログではないので、サラッと述べた次第。
