< 親気ない >
「おやげない」と読みます。
小さい頃から当時の親の世代や親戚が使っていた言葉。「おやげねー」と発音していましたけどね。
今になって70歳に近くなり、亡くなった妻や母の事が思いに浮かぶと、「親げない人生かな」と感じます。
そういう自分の人生も「親げない」かもと…
てっきり方言だと思っていた「親げない」が、実は長野県でも使っているとは知らなんだ。
ある日、日航123便の事故に関する記事を読んでいて、地元(長野県の東部)の人の目撃情報でこの言葉を使っていたのには「おや?」という印象。
ネットで調べたら「広辞苑」にも出ているというので、手持ちの「広辞苑」を見たらあるじゃないですか。
言い換えれば「可哀想」、「気の毒」。
意外な事を知りました。