< 暮らしの歳時記 >
朧月(おぼろづき)
俳句では「霞(かすみ)」は春、「霧(きり)」は秋の季語となっていますが、霞は昼の現象で、春の夜ではとくに「朧」と呼びます。
春は低気圧が頻繁に通って巻層雲(けんそううん)(うす雲)が広がりやすく、水蒸気や靄(もや)がかかって太陽は霞み、月もまた朧に見えます。
また、たとえば一年を通して三日月を見てみると、春から夏の月は横に寝て、秋から冬の月は立って見えます。
月の軌道の関係からですが、ここから三日月が横に寝ていると雨、立っていると晴れ、という天気占いが各地に残っています。
以上、引用。
今年は引用記事のような春の月がなかなか見られません。昨日の記事で扱ったように寒気の影響があるのでしょう。
今のような情報化社会もそれなりにいいところがありますが、それほど情報が多くなかった時代、昔の人が見ていた月に対して感じていたその感性を今も大切にしたいと思います。
朧月(おぼろづき)
俳句では「霞(かすみ)」は春、「霧(きり)」は秋の季語となっていますが、霞は昼の現象で、春の夜ではとくに「朧」と呼びます。
春は低気圧が頻繁に通って巻層雲(けんそううん)(うす雲)が広がりやすく、水蒸気や靄(もや)がかかって太陽は霞み、月もまた朧に見えます。
また、たとえば一年を通して三日月を見てみると、春から夏の月は横に寝て、秋から冬の月は立って見えます。
月の軌道の関係からですが、ここから三日月が横に寝ていると雨、立っていると晴れ、という天気占いが各地に残っています。
以上、引用。
今年は引用記事のような春の月がなかなか見られません。昨日の記事で扱ったように寒気の影響があるのでしょう。
今のような情報化社会もそれなりにいいところがありますが、それほど情報が多くなかった時代、昔の人が見ていた月に対して感じていたその感性を今も大切にしたいと思います。