お昼は1時がちょうど良い

在宅療養生活で見たこと、思ったこと、を伝えます。

日記 146

2016年06月09日 | MUSIC
< 昨日の曲の大まかな意味 >


字義訳でなく意訳 :


この前、脳腫瘍の告知を受けたんだ。


「告知を受けた翌日はただレントゲン写真を見るだけで精一杯。」


「それで何か手の施しようがないものかと考えた」


「いや、それよりも気持ちを切り替えて、若かった頃の事を話をしよう。」



(回想 )


・スカイダイビングをしたぜ


・ロッキーの山々にも登ったし


・ロデオの荒れた牛( bull )の上に2.7秒も乗っていられた事もあったな 


(回想、終わり)


「その日(告知を受けた日)以降、人を深く愛する様になった。優しくなり、人の過ちを許せるようになった。」


「息子にも聞かれた。これからどうするんだい?」


最後に息子に言おう、


「お前も死を意識したら、きっと今迄以上に素晴らしい人生を送ることが出来るさ。」


「あまり良い父親(夫)ではなかった。でも最近は良い友達みたいだ。その年は突然だけど3回も釣りに行ったっけな。」


「それで気が付いたんだ。勝手な事ばかりしていちゃダメなんだ。」


「あと良い本にも巡り合えたし」


「お前にもいつか死を意識して生きる日がやって来る」


「死んだつもりになれば、生きている今日はなんて素晴らしい日なんだ。」


「明日という日は当たり前のものではなく、天からの贈り物の様な大切な日なんだ。」


「明日という日は大切だよ」


「何ができる?」


「何がしたい?」


「お前にもいつかそういう日が来るさ」


父(夫)は9ヶ月後に亡くなった。40代だった。


ネット上に出ている二人の方々の訳も参考にさせて頂きました。この場を借りて謝意を表します。

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