< 自動車の窃盗 >
先日読んだ記事では、意外にも震度4以上の時や、台風の時に車は盗まれるのだとか。
車に備わっている盗難警報アラームは、だいたい震度4以上で鳴るように出来ているようです。持ち主はそれで大きな地震の時の余震も考えて、近所迷惑にならないようにと、気を回しアラームを解除してしまう。
そこが窃盗団の目の付け所。鳴らないのを逆手にとって、大きな地震のあった地域に入り、まんまと車を手に入れてしまう。
また、台風の時はやはり揺れます。というのも風が強くなるからです。そして、地震の時と同様盗難警報アラームが鳴ってしまいます。地震の時と違うのは、風雨が強く家にいると外の音が聞こえにくい。台風の時も近所に気を遣ってアラームを切ってしまう。
人々が家に篭り、しかも音に気が付かない。これも窃盗団が目を付けた通りに事が運んでしまいます。
これからの季節は台風が来ますし、地震は年間を通じて起きます。台風が通過する地域や、大きな地震があった地域は要注意という新たな注意事項。
窃盗に遭う車は、人気の高い、ほぼ特定の車種が多いようです。残念なのは、持ち主に戻ってくるのは稀だそうです。というのも盗んだ車は分解して、部品として海外に輸出してしまうのが殆ど。狙われる車のオーナーの多くは保険に加入していて、金銭面での痛手は少ないというのも、窃盗団が暗躍する原因となっています。