< えーそうなんだ >
約7ヶ月に及ぶ捜査の末、実刑ではなく書類送致(書類送検)で処分となった、88歳のあの人。
今日、テレ東独自の調査というのを見ました。それによると、車を運転していたあの人は「予約していたフレンチに遅れる」というので急いでいたそうな。
現場となった道路は片側2車線で、制限速度50km。緩やかなカーブに差し掛かり、そのあたりから前方を走る車両を追い越すために、車線変更を3回繰り返していた。そして、道路左側の縁石に車の前輪左側が接触したのをきっかけに速度が急に増して、事故のあった横断歩道付近では時速90〜100km毎時近くに達していた。
更には、運転者本人は膝の関節が具合が悪く通院治療中であり、医師から「運転は控えるように」と言われてる程、車の運転には適さない状況。
と、これまでネットやら他のメディアで取り上げられていた様子とは少し違う。それは運転者本人曰く、車のせいだというのが少し怪しくなってきた模様。
つまり、警視庁が調べた状況証拠(約7ヶ月)から伺えるのは、予約したフレンチに遅れるという心理的な焦り、加えて車の運転に適さない身体的な不具合。それらが道路の縁石に前輪が接触したのをきっかけにパニックになり、ブレーキとアクセルを間違えて踏み込んでしまった。
大きく挙げるとこの2つの要因が原因で、車に原因があるのではなくて、本人自身に原因があると決定されたものとみられる。
実刑を免れた理由は明らかにはなっていないが、高齢であり身体上の不具合があるために、仮に刑務所に収監されても役務をこなせないので意味がないという事なのかもしれないと、推察。