日記 ６２９

＜　相撲界に似て　＞


過日正式に退会したあの宗教団体は、今話題の相撲界に似ていて、組織偏重、個々の成員はどうなっても組織が安泰ならそれで良し。


例えば大会開催の折、出席者の体調が悪くなり救急車が必要になった場合、普通に考えたら自分で、若しくは知り合いが１１９番を呼ぶところですが、それが違うんですね。


まず、大会運営組織に相談してから救急車を呼ぶか否かの可否が下されるという、１テンポ遅れたシステム。


個人の福祉よりも大会運営の面目優先と受け取られても仕方のない、組織優先の団体。


一時が万事この調子ですから、かつてのように子供を死なせてしまう事件が起きるのです。今もその体質は変わっていません。


一見、個人を大切にしているかの様に見せますが、それは寄付という名の会費を期待しての下心と、組織の面子を保つ為。


先述の大会も最近では、具合の悪い人は出席しない様に勧めているフシがあります。何かあった際に、事が大袈裟にならない様にとの配慮らしい。


そんな組織でもまだ目が覚めない、気付かない人がいるんですね。


正に、マインドコントロールそのもの。