< 一見、雲かな >
一見、雲かなと思えるのですが、実は違います。
撮影時刻は正午頃。(iPhoneを目一杯ズームしたので、画素の粗い画像になりました)
帰宅中に見たものは、小規模な水蒸気噴火でした。例えるなら、歯磨きのチューブから中身が1㎝程出ている状態。
車を運転中でしたので、帰宅してから撮影。写真のような状態まで約10分経過。
これは活火山の浅間山で標高は2,568m。噴火警戒レベルは今は「1」。去年11月までは「2」でした。鹿児島の桜島のように噴火の頻度が高いと、すぐに灰色や黒い噴煙が昇るのですが、浅間山は噴煙・噴石を伴う噴火は少ないです。
今は冬でもあり、火口には水が多いので最初は水蒸気噴火から始まります。今日はこの程度なので測候の上では、噴火という公式な記録にはなりません。
噴火直後を見たのは初めてという位、稀な出来事でした。