今日、午前9時30分に市役所5階の応接室で佐藤昭子党道9区くらし・平和対策委員長と党市議団4人で「米海軍ミサイルフリゲート艦『フォード』寄港に対する訪艦撤回を求める」要望書を岩倉博文市長に提出しました。(写真右:申入れ)中野裕隆副市長らが応対し、①港湾法にある港湾管理権を発動し、「商業港」(写真左:入船埠頭)には米海軍艦船FORD苫小牧寄港の受入れを撤回すること②非核平和都市条例の意義をふまえ、米海軍艦船FORDの艦長に「核搭載の有無」を確認するなど直接的な行動を行うこと③受入れにあたって市民への情報開示、説明責任をはたすこと④「友好・親善」の目的にそった乗務員の具体的行動を市民に公開し、治安対策の具体的対応策を報告すること⑤市民団体の抗議集会などを妨害しないこと―5点の要請項目を提出し、27日までに文書回答を求めました。 中野副市長は「回答は指定期日まで文書で回答します」と述べましたが、「現状では撤回する考えはない」と言及。議会対応について質問したところ、佐々木昭彦企画調整部長は「9月議会の総合開発特別委員会で経過報告をする」と答えました。ところが、午後5時過ぎに企画課から「27日に市長召集の代表者会議を行う。議題は艦船寄港問題です・・・」との連絡が入りました。午前中での回答と夕方の連絡に矛盾した対応に、私は疑問を感じています。以前にも、千歳基地への訓練移転問題で容認姿勢を示した後で防衛施設局(当時)との協定書を一方的に締結し、議会軽視した問題です。その時は、総合開発特別委員会の正・副委員長が議会の意思を代表して市長に抗議し、それを受けて委員会を開催した経過がありました。今回も条例上に関わる問題に対し議会軽視で進め、同じような問題を繰り返そうとしています。結局、市長は「防衛は国の専管事項で、日米安保で日本の平和は守られている」というスタンスで、米艦船受入れ表明をされていると私は思います。形式的なプロセス、非核平和都市条例の形骸化に危機感を感じます。私は、「友好・親善」を否定しませんが、来るならミサイル搭載の「軍艦」でなくても良いのではないでしょうか?商業港に軍艦は必要ありません。その道は、軍港化への1歩となります。
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