今日、午後5時過ぎに帰宅すると、市役所からFAXが届いていました。内容は「苫小牧市学校給食における事故米混入の調査結果の記者発表について」と題するもの。記者発表の概略は、帯広市の学校給食に事故米が混入された可能性のある「厚焼き卵」が使用されたことを受け、道教委から市教委に9月22日に「調査依頼」があり、調査した結果、苫小牧では2003年12月17日の小学校用給食の「厚焼き卵」に使用したことが判明。「なお、健康被害の報告はされていません」と明記してありました。そのFAXには、市教委名で末尾に「苫小牧市学校給食会では当該業者の製造した『厚焼き卵』は、過去5年間で2回のみの使用ですが、『保護者生徒に対しては、本日、学校を通して、文書で今回の調査内容と今後の対応等についてお知らせします。』今後の対応については、道教委と連携をとってまいりたいと思います」と書いています。早速、会派の小野寺幸恵議員と連絡をとって、学校から文書が届いているか確認したところ、「学校から何も届いていない」との返事でした。今回の市の対応には、問題があると思います。ひとつは、「保護者生徒に対しては、本日、学校を通して、文書で今回の調査内容と今後の対応等についてお知らせします」と書いていながら、確認をとっていないこと。2つ目に「帯広市の問題が発覚してから、道教委が調査依頼している」という点。何故、道教委は9月22日に「調査依頼」し、休日(昨日)を挟んだ翌日に、5年前の使用事実が発見出来たのか。そんな簡単に「調査が可能なのか」疑問です。9月議会は9月19日に閉会しました。偶然かもしれませんが、議会が終わった後に調査結果が出るという「タイミング」が偶然とは思えません。しかも議会には、FAXのみの報告で済まされるのでしょうか。「なお、健康被害の報告はされていません」と明記していますが、何故5年前のことに、「健康被害の報告はされていません」と書いているのか、その真意もわかりません。5年前と言えば、我が家の次男は「小6」でした。今回の「事故米」に対する市教委の対応は十分だったのか、今後の市政運営に大きな波紋が広がると思います。徹底した調査と究明が求められます。
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