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安物買いの銭失い?

2009年05月12日 20時43分46秒 | インポート

 私の自家用車には常時、買い物かごを携帯しています。たまにスーパーに寄って買い物をしていると偶然、誰かしら知人と出会いますが、「あら、珍しい。渡辺議員も買い物するの?」と不思議そうな声で言われます。私だって毎朝(休日以外)次男の昼食(お弁当)づくり。そして月に何回かは夕食(母の援助を受けて)当番をしていますが「その姿は想像出来ない」と思います。でも、欠点があって必要なものだけ買えば良いのに、ついつい値段を見ながら余計なものまで買ってきて、「安物買いの銭失い」を何度も経験してしまいます。嬉しいことは、お世辞と判っていても「美味しい!?」の一言がつくる意欲につながることです。

 今日(~5/15)から臨時議会がはじまりました。冒頭、教育長から「第2学校給食共同調理場におけるアスベスト飛散事故について」の行政報告があり、質疑Img_6982 が交わされました。改めて危機管理意識の徹底と組織管理体制の確立が問われました。小野寺幸恵議員が会派代表で質問しましたが、質疑を聞いていて最後に、私も別な角度から何点か質問しました。(添付写真:右上)

ひとつだけ紹介すると、教育委員会が使っている第2庁舎(旧法務局)の問題です。この施設は5年前、東小の西側にあった市有地と旧法務局の土地(建物付き)と交換したものです。(添付写真:左下)

私は、旧法務局を「交換契約」するにあたって建物には「吹き付けアスベストが含まれている」と議会で指摘し、「交換契約するのであれば、除去費用は国の責任で」と取り上げました。確かに、当時は市有地との交換契約で約2.000万円の差金が市の財政に入りました。ところが、購入するときから給食調理場と同じように「煙突内にアスベスト含有断熱Img_05241 材」が使われている(その当時は安全性が担保されていた)ことを市は知っていました。しかし、今回の事故の発生によって第2庁舎(旧法務局)は「アスベスト飛散の可能性あり」の施設と診断されました。そのことで煙突除去・新設するために、6月議会に追加補正するようですが、費用は約2.000万円かかるようです。私は、「最初から判っていたのなら国に費用負担を求めるべき」と質問すると、逆に「最初から判っていて買った物なので相手側(国)に瑕疵はない」と言うのです。口を開けば「財政が厳しい」と言いながら2.000万円を市税で負担する、と言うのです。これこそ、私が経験している「安物買いの銭失い」の如くではないでしょうか。私が使うのは自費。でも違うのは、使われるお金は、もともと私たちの納めた国税と市税という税金であることをしっかり見ることが大事です。


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