「 この川は子を乗せ送り迎えした 思い溢れて滔々と流れ 」子どもを自転車に乗せて、仕事に間に合うように出かける毎日は一日一日が戦いのようです。久しぶりに通って、がんばっていたころのことを思い出しました。目に見える景色と、胸に思いが滔々と流れて水嵩が増して見える景色と。それを詠みたいのですが…。 . . . 本文を読む
「 揚げたての天ぷら食む音落ち葉駆け 」大きな葉っぱがワシャワシャと音を立てて落ち、ワシャワシャと音を立てて駆ける。シソの葉の素揚げをバリッと噛むときのようなしゃかりした存在感。お煎餅かと思うほどパリッとしている。遠くで見ていると哀愁のあるものも、近くで体感するとおもしろい。 . . . 本文を読む