「 レモンティーにさとうたっぷり
孫娘帰省のときの祖母の贅沢 」
あるとき、レモンティーを飲んでいて、祖母を思い出した。
普段はレモンティーなど飲まない祖母が孫たちが帰省したときはうれしそうにレモンティーを飲んでいた。
こんなことでばあちゃんが喜ぶなら、何杯だっていれてあげたい…。
二泊の滞在で4杯、砂糖たっぷりでいれてきた。
畑仕事をしてずっと元気で明るいばあちゃんだったのに、鬱傾向というのか、マイナス思考というのか、つながってないような嫌なことばかりつなげてつらがっている。
孫もひ孫もみな遠くにいる。
目に見えて育つ命がここにはない。
今と未来がない。
だから、過去しか振り返れない。
過去の苦労やつらい思い出に苛まれる。
そうなっても仕方がないんだ…。
せめてレモンティーだけでも立て続けにいれてきたのだった。
明るく年を取るって難しいのかな…。
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