勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

LAMB/ラム

2023-01-26 17:12:43 | 映画
なんか久しぶりに洋画を観たわけで。

『LAMB/ラム』である。


昨年、何かの映画を観たときに、予告で流れていた1作で、
アイスランドの荒涼とした風景と、何とも言えない不安感を誘う音楽が印象的な映画だった。

アマゾンプライムで配信が始まったので観てみたが、
なるほど・・・なるほどねぇ・・・

娘を亡くした牧場経営夫婦、
飼っていた羊の一頭が、
半分羊、半分人間という半人半獣を産み落とす。
夫婦は産まれてきたその何かを、自分たちの子どもとして育て始める。

娘と同じ名前の「アダ」と名付けられたこの半人半獣だが、
頭と右手が羊で、残りは大体人間という作りで、
ありがちな頭だけ羊というパターンでないのが、なんともアンバランスで、いうなれば不気味だ。
夫婦はすくすく育っていくアダを愛情をもって育てていくのだけれども、
途中で夫婦の家にやってきた、旦那の弟は、受け入れがたい状況にパニックに陥る。
そりゃそうだよねぇ、、、、まぁ、この弟も色々と問題を起こす人なのだけれども、
視聴者は、弟君のリアクションを観ることで、アダを平然と受け入れている夫婦に対する違和感がいや増すのである。

で、なんだかんだ話が進む中で、
弟もアダを受け入れ、奥さんに手を出しかけて家を出ていくことになり、
そんな現実的な話の一方で、何者かが家に侵入して猟銃を盗んでいく。
あぁ、こいつが最後に正体を現してバッドエンドなのか、と思わせておいて、やっぱりそうなるのだけれども、
アダの造形と比べて、このラスボスの造形がなぁ、、、惜しかったなぁ、、、

大体この手の、常識では理解できない出来事の種明かしっていうのは、
曖昧にしておいた方がよかったなぁ、というパターンが多いのだけれども、
この作品もできればあのマッチョは出さないで終わった方が良かったかなぁ、、、、

とりあえず風景は良かった。アイスランド行ってみたい。
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