サマータイムマシン・ブルース

　今日はゲームをお休みして、梅田のシネ・リーブルへ『サマータイムマシン・ブルース』を観に行ってきたのです。

　SF研の部室に突如として出現したタイムマシンを巡るドタバタを描いたコメディーなのですが、舞台劇を映画化しただけにシナリオが大変しっかりしていて最後まで楽しめました。
　最初は誰かのいたずらと思っていたタイムマシンが、実は本物と知った部員たちが最初にやろうと思ったことが、大昔や未来を見に行こうなんていう大それた事ではなく、コーラをひっかけて壊してしまったエアコンのリモコンを昨日の世界から持ってくることっていう、なんともちっちゃなちっちゃな事っていうのがコメディらしくて笑えますが、たったそれだけのことでも未来の自分たちの世界が変わってしまうかもしれないことに気がついて大騒ぎを始める部員たちの姿が見もの。とっかえひっかえ１８回も今日と昨日をいったりきたりするのですが、それだけ引っ掻き回しておいて、最後にはちゃんと整合性を持たせるあたりは感服でした。

　これは舞台の方も見てみたいな～と思って、帰ってから舞台版『サマータイムマシン・ブルース』を上演しているヨーロッパ企画のホームページにアクセスしてみましたが、公演を記録したDVDはすでに完売状態。俺様みたいに映画を観た人たちが買いまくっていったのでしょうか？　早いとこ再販して欲しいっす。